泉屋博古館分館 生誕140年記念特別展 「木島櫻谷」 ブロガー内覧会に行ってきた!

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まるで動物園にきた気分になるのだ

日本画の動物画の展覧会が開かれる、と知った。

画家の名前は、木島櫻谷。
場所は、泉屋博古館分館。

(えっ?)

どちらも知らなかった。

まず、気になったのは、読み方。

泉屋博古館は、「せんおくはくこかん」
木島櫻谷は、「このしまおうこく」と読む。

ただ、動物画なので行ってみたくなった。

ネットでも事前に調べず、イベント当日、ちょっとドキドキしながら美術館に向かった。

*記事内の写真は、泉屋博古館分館に許可をいただいて撮影しています。

都会の真ん中にある美術館

泉屋博古館分館は六本木一丁目駅をエスカレーターで上がったところにある。
(こんな便利なところにあるんだ。。。)
なんともおしゃれな建物なのだ。

イベントが始まった。


まず、泉屋博古館分館長の野地耕一郎さんのあいさつ。
ここ、六本木は分館、本館は京都にあるという。
ますます不思議なかんじがした。

野地さんが言う。
「日本でも、美術館の館長は多いけど、分館長はおそらく私だけ。皆さんは珍しいものを見ているのですよ」
会場から笑いが聞こえる。

動き回っているようだ。。。

そして、展覧会場を廻るギャラリートーク。
泉屋博古館(京都) 学芸課長の実方葉子さんが説明してくれる。

会場に入った。
まず、目に入ったのは、リアルな動物たち。
(なんだよ、これ。凄すぎる。。。)

「野猪図」


いのししと鷲がいる。
これは日本画なの?
超リアルなのである。
日本画のイメージとはちがった。

いのししの毛並みにびっくり。
紙のうえに本物の毛をはりつけたみたいに見えるのだ。そんなわけはないので、目をこらして見る。
それでもやはり手前に毛がふさふさ生えているように見える。
毛が日差しに反射して光っている。

「猛鷲図」


鷲。
くちばしの艶やかさに気をとられる。
羽には光が当たっている。

そして、気がついた。
どれも動いている。
生きている。

一眼レフカメラで、切りとる何千分の1の世界。
動きを一瞬止めた世界。

動物たちの動きをとめて見せている。

こんなひとがいたんだ!

「獅子虎図屏風」の右部分。


虎がぺ~ロ、ペ~ロ。
猫が大好きな私。
ネコ科の虎を見ると可愛くてたまらない。

「獅子虎図屏風」の左部分。


そのほかにも、熊、ねこ、いぬ、鹿…。

ライオンの眼はどこか人間っぽい。
話しかけたら、応えてくれそう。

恐ろしいほどの細密描写なのに、
人間を感じるところがある。
ただ正確に描いているわけではないのだ。

屏風が面白いのだ

鹿の屏風の前に立つ。

(カワイイなぁ)

「初夏 晩秋」の一部


左に少し動いてみた。

(なんか、動いて見える)

「初夏 晩秋」の一部


動いているわけはないんだけど…。
動いて見える。
屏風は、今でいうVR(ヴァーチャルリアリティー)の装置。

鹿たちの息づかいが聞こえてきそう。

写真みたいに見えた

今回の展覧会のチラシの絵。

「寒月」


(うわっ、写真に見える。。。)

雪が積もる寒い夜。
月が照っている。
そこを狐が歩いている。

この狐もなんか人っぽい。

こちらに飛び込んできそう

武者絵も圧巻だ。

「かりくら」


跳ね回っている。

スケッチブックを見れて感激

会場では木島のたくさんの写生帖が見れた。
ねこもあった。


墨や鉛筆が使われていた。

動物園の年間パスポートもあった。
京都の動物園から贈呈された。
どこに行くにも写生帖を持ち歩いて、スケッチしていたそうだ。

スケッチ好きの私は、写生帖に描かれた動物を見ているだけで、
うれしくてニヤニヤしてしまう。



こんな線の細さで描くのか、
毛並みはこんなふうに。。。

忘れないように一生懸命に見た。

木島櫻谷。
このしまおうこく。

超絶リアルな動物たち。
絵を見にきたけど、
まるで動物園のいる気分になった(笑)。

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「木島櫻谷」Part1 近代動物画の冒険

泉屋博古館分館(南北線 六本木一丁目駅うえ)
2/24(土)~4/8(日)まで。

動物が好きなひとはおすすめですよ。

一般の入館料 800円もうれしいし。

泉屋博古館分館ホームページ

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