トヨタ86同乗会に行って、怖かった凄かった記事で終わるだろうと思ってた。だけど、違った。
トヨタ86に乗って、プロドライバーの運転を助手席で見れる。
お台場メガウェブの同乗会イベントはこれで2回目。
先月、フォーミュラトヨタ同乗会で、
あまりの加速で、魂が身体から抜けたような状態になった。
さすがに今回は幽体離脱はないだろうと、
ちょっと余裕の感じで、MEGA WEBに到着。
ライドワンという試乗会場の受付へ。
前回のように事前に電話予約をして、
今回は無料で乗せてもらえるのだ。
TOYATA86は、
トヨタが誇るスポーツカー。
プロドライバーの運転に同乗できる。
イベントが始まった。
先頭車両、70番のクルマのドライバーから挨拶。
話慣れてる。
ほんとに選手なの?って思うくらい。
しゃべりが上手。
(この70番のクルマのドライバーが、
あとでインタビューを受けてくれた水谷大介選手だった。)
5人の選手がそれぞれマイクを渡され、いじりあい、
見てるだけで楽しい。
観客の緊張を解くのがうまい。
私は仕事柄、そのあたりが気になる。
ヘルメットのみ装着して、待機ゾーンに座る。
かわいいメガウェブのスタッフの女性に、
ヘルメットを渡され、ちょっとうれしくなる。。。
加速、ギアチェンジ、ブレーキのメリハリが鮮やか!
わたしが乗せてもらえたのは、
太田光紀選手の44号車。
助手席に座る。
緊張して、
太田選手に乗り込んですぐ、
矢継ぎ早に質問した。
(緊張してるから、早口になる。)
太田選手は、グッドイヤーチームの選手。
86レースは年間8戦くらいあるそう。
聞けたのはそれだけ。
太田選手は問答無用。容赦がないのだ。
エンジンスタート。
加速がすごい。
お台場の試乗コースのストレートは、
サーキットじゃないので、短いのだ。
(だから、そんな出したらダメヨ。ダメダメ。)
3秒もしないうちに、
ブレーキングがガツンと来る。
Uターン。
めちゃめちゃな速いスピードでまわる。
そして、また同じストレート。
観客席で見てるより、
乗せてもらうと、ストレート走行は一瞬。
そして、ヘアピンカーブ。
ヘアピンカーブでの、ギアチェンジが鮮やか。
とばす、落とすのメリハリがプロの技なんだって。
あっという間に終わった。
最後に、スタッフの方がスマホで写真を撮ってくれる。
前回のフォーミュラタンデムとは、
また違う、怖さ。
ドライビングテクニックを見れる余裕があるのが、
今回違ってた。
市販車と近いから、余計におもしろい。
ただコワイけど、横に乗ってて安心なのだ。
プロの運転はホント凄いですよ。
技術がちがう。
これは一度、あなたも乗って体験してみて。
上手なひとの運転をみると、
もっと安全にドライビングできるようになると思う。
(このあと、乗ったカートで、
何秒も速くなった。太田選手のおかげです。)
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さて、これで今日の取材は終わり、
そろそろ帰ろうか、
しみじみ、人もまばらになった試乗会場でたそがれてたら、
このシーンを目にしてしまった。(下の写真)
さきほどのTOYOTA86同乗会のプロドライバーが、
クルマを見たがっていたお子さんに声をかけていた。
わざわざクルマの近くまで、
手をつないで連れて行き、見せていた。
お子さんはもちろん、お母さんもとっても喜んでた。
“なんて、やさしいひとなんだ!”
このひとにインタビューだ!
お子さん、お母さんが帰ったあと、
ドライバーを追っかけた。
お台場メガウェブなひと(プロレーサー)にインタビューしてみた。
写真下:水谷大介選手
水谷大介選手に、疑問に思ったことをいろいろ聞いた。
私「いろんな県から、86車両が集まってるようですが。。。」
水谷選手「トヨタ86レースに出てるプロレーサーたちが、
レースで使ってる車両を持ってきてるんです。
群馬、長野、茨城など、
トヨタの販売会社がつくってるチームの車両。
お台場のイベントのために、
各地から集合している。」
私「レーサーの方って、みなさんプロなんですか?」
水谷選手「そうです。86だけでなく、
Vitz(ヴィッツ)やスーパー耐久レースに出てる選手もいます。
トヨタのクルマだけでなく、
三菱(ランサーエボリューション)に乗って戦ってる選手も。
我々は、皆フリーのプロドライバー。
どこか一つの企業に所属しているドライバーではないんです。」
私「レーサーの方々の順位(成績)って、あるんですか?」
水谷選手「レーサー全体の順位ではないけど、レースごと、
例えば86レースの場合、シーズン通算(年間10戦くらい)の成績で順位が決まっていきます。
優勝、2位、3位とそれぞれのポイントが加算されたりして。
年間で、一番ポイントが多かった選手が、
86レースのシリーズチャンピオンになります。」
私「水谷さんは、この86イベントのリーダーなんですか?
選手の挨拶でも最初に切り出して、お話されてから。
お話が上手で驚いたんです。」
水谷選手「いえ、リーダーじゃないです(笑)。
僕はたまたま、前に並ばされただけ。
今回の選手では、レース経験で、田ヶ原章蔵選手がベテラン。
GTなんかも出てるし。彼は相当凄いですよ。」
私「田ヶ原選手、かなりアグレッシブな運転ですよね。」
水谷選手「そうでしょ。」
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田ヶ原章蔵選手は、走行で、
ギャラリーのお客さんの目の前に、
ぐっと近づいてくる。
魅せてくれる。楽しませてくれるのだ。
(田ヶ原章蔵選手、レースで監督もする凄い人みたいだ。)
どのクルマもめっちゃ速いけど、
走りに個性が出ててるようで、面白かった。
ドライバーによって、違う。
水谷選手もスタート、なかなか派手にタイヤきしんでましたけど。
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「プロレーサーのお仕事で、うれしいことって、どんなことですか?」
水谷選手「クルマが好きだし、車の運転が好きだし。
クルマの運転の分野で頂点を目指したい。
となると、レースに出る。
そのレースで優勝できたら、うれしい。
レーシング・ドライバーとして、
レースで勝つのが、一番うれしい。」
私「以前からよくメガウェブには来てたんですが、こんな同乗会イベントがあるなんて、最近まで知らなかった。それにクルマに詳しくないから行きづらいような気がしてたんです。」
水谷選手「詳しくなくたって大丈夫。どなたでも参加できます。今日のような86は、助手席にチャイルドシートがつけられないけど、Vitz(ヴィッツ)同乗会イベントだったら、お子さんも参加できますよ。今までに乗ったなかで、一番ちっちゃいお子さんは、5ヶ月でしたよ。」
私「お台場メガウェブに、まだ来たことがない方々へのメッセージをお願いします。」
水谷選手「86のようなレーシングカーだけでなく、ヒストリーカーイベントもあります。無料だし。普段は、トヨタのさまざまなクルマの試乗もできるので、自分の好きな車に乗りにきてください。クルマを見るだけでも楽しいですよ。お台場トヨタメガウェブのホームページにイベント情報も載ってますので。気軽に遊びに来てください。」
ガッティのMUSIC CAFE(プロレーサー編) ~水谷大介選手に聞いてみた。
Xmasおすすめの曲って、どんな曲あります?
水谷選手
「真っ先に思い浮かぶのが、
マライア・キャリー『恋人達のメリークリスマス』、
ワム!『ラストクリスマス』とか、かな。」
お気に入り曲は?
水谷選手
「やっぱり、チューリップ(財津和夫)。
『青春の影』とか。
オフコースも好きでよく聴いてます。
フォークソングが好きなんです。
今日も、チューリップとか車の中で聴いて、
お台場まで来ました。」
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水谷さん、いきなり、おすすめXmas曲、
いつも聴いてる曲なんて、質問してすみませんでした。
お忙しいところ、一生懸命に答えてくださり、感謝です。
ありがとうございます!(ガッティ)
同乗会のラストランは、お台場メガウェブのスタッフを乗せて走るのだ!
お台場メガウェブのイベントスタッフの皆さんを乗せてた。胸が熱くなった。
そろそろ、帰ろうかと、メガウェブのコースを見下ろす橋に通りかかった。
爆音が聞こえる。86同乗会の最終組の時間かな?
水谷選手のクルマを今日最後、もう一回ビデオに撮っとこうか。
ビデオを回してた。
一般のお客さんを乗せての走行が終わり、
記念撮影。これで終わりだなって。
そしてたら、同乗会でお客さんを誘導していたスタッフの皆さんがヘルメットをかぶりだした。
「えっ、スタッフも乗せるの?」
スタッフを助手席に乗せて、走行。
そのあと、プロドライバーの選手たちと、スタッフが握手してた。
そして、全体で集まって、お疲れ様してた。
感動した。
ドライバーの選手だけでつくってるのではない。
スタッフのみんなといっしょに、86同乗会イベントをつくってるのだ。
それを見れた。
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お台場メガウェブには、カフェもありますよ。
さて、この日、水谷さんのインタビューあと。
興奮で胸がいっぱい。
しかし、お昼ご飯まだでした。
おなかが減ったので、どこにしようかと。
メガウェブにもカフェがあったなぁと思い出して、探しました。
ルーキーカフェに到着。
ルーキーカフェの入口。
インタビューした水谷選手のポスターがあるではないか。
水谷さん、すごいじゃないか~~~。
私なら、自分のポスターありますよって、言っちゃうよ。
言わずにはおれないであろう。きっと。まちがいなく。
水谷さん、さすがだ。
本物のプロレーサーだ。
トロフィー、キャップも飾ってある。
興奮冷めあらずで、ルーキーカフェの中へ。
注文カウンターに行くと、
カレーが売り切れで、ちょっと残念。
ここのカレー、大人気のようだ。
だけど、これは注文できた。(下の写真)↓
カリーブルストって、言うらしい。
難しいではないか、ブルスト。
このカフェでは、レーサーのソウルフードを食べられるのだ!
とってもおいしかった!
(上は、ルーキーカフェでの写真)
これをトヨタ86同乗会の記念品でもらった。
ティッシュペーパーが入ってる。
(家に帰って、
パソコンモニターの横に置いた。)
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最後に。
スタッフを乗せた、ラストランを終えた水谷大介選手。(下の写真)
カッコイイぞ!
水谷選手に手をつないでもらって、
クルマを見せてもらってた、
お母さんと来てたあの子。
将来、つぎの水谷選手になるかもしれない。
水谷大介選手、応援してますよ!
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水谷さんのブログがあります。
めちゃめちゃ、面白いですよ。
皆さん、見てみてね!
プロレーシングドライバー水谷大介選手のブログ『みずぶろ』
お台場MEGA WEBにも、遊びにきてね!
イベントもこちらでチェック!
見て乗って感じるクルマのテーマパーク MEGA WEB(メガウェブ)公式サイト
プロレーシングドライバー田ヶ原章蔵選手のサイトも見てね。
田ヶ原章蔵 公式サイト
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水谷大介選手のラリー映像あります。
凄いですよ。↓↓↓
TRD ラリーチャレンジ 2015 Round2 in 信州中川
水谷さん、取材させていただき、
ありがとうございました。
感謝です。(ガッティ)
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