バレンタインのお台場MEGA WEBに行ってきた!~後編②~脱ペーパードライバーへの道!TOYOTA SAFETY SENSEの自動ブレーキを体験しよう!に参加してみた。

クルマ

自動ブレーキってほんとに止まるの?

バレンタインの真っ只中、2/13(土)のお台場メガウェブ。
ワクドキ!スラローム体験をした後、興奮冷めあらぬ状態で、
ライドワン・カウンターの前をうろうろしてた。
すると、スタッフの方から空きがあると教えてもらい、
自動ブレーキ体験というものに参加することになった。
お台場メガウェブMEGA WEBトヨタ TOYOTA SAFETY SENSE 自動ブレーキ体験

受付を済ませる。
この体験は自分で運転はしない。
インストラクターの方が運転する車に同乗して、自動ブレーキを体験する。

こんなパンフレットをいただく。
お台場MEGA WEBメガウェブTOYOTA トヨタ SAFETY SENSE 自動ブレーキ体験

予約時間までライドワンカウンターの前で、TOYOTA SAFETY SENSEの説明映像を見る。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

時間になった。
クルマに向かう。
スタッフの方が案内してくれる。
ドキドキしてくる。
私は毎回、ライドワンカウンターから外の試乗コースに出る瞬間が大好きだ。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

インストラクターの本部(もとべ)さんが出迎えてくれた。

インストラクターの本部(もとべ)さん。

インストラクターの本部(もとべ)さん。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

黄色いプリウスに乗り込む。
カッコイイ。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

 自動ブレーキは車を完全に停止させるものではない。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

プリウスに搭載されているのは、トヨタ・セーフティ・センス P。
その中の“自動ブレーキ”を体験させてもらう。

対車両、対人物で急激に距離が近くなって危険が迫ったときに、自動でブレーキがかかるシステムなのだ。
作動するのには条件がある。

対車両の場合、自分の車が10Km/h以上の速度が出てること。
自分の車の速度を40Km/h落としてくれる。
そして自動ブレーキは必ずしも車を停止させるものではないのだ。

例えば、100Km/hで走っていて、前方の車に急接近した場合、
100Km/hから60Km/hには下げますよ、ということ。
60Km/hで追突してしまう恐れはある。

対人物の場合、30Km/hの速度を落としてくれる。
自分の車が速度10Km/hから80Km/hの間(日常で走行するスピード領域)で走行している時に作動する。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

いつもの試乗コース。
だけど通常の試乗コースとは逆まわりに走行してる。
噴水のところに来た。
見慣れた風景が新鮮に映る。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

いよいよ、自動ブレーキ体験。

プリウスが停止する。
実際の前方車両に見立てたパネルに向かって、自動ブレーキ作動を体験するのだ。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

20~30Km/hの速度で前方車両に見立てたパネルに向かって走行する。

パネルとわかっていても、緊張する。
(ほんとに止まるんだろうか?
止まらなかったらどうしよう。)
インストラクターの本部(もとべ)さんには言えないが、その場で思ってた。

本部さん
「20~30Km/hで向かっていきます。30Km/hで加速をして、その後、ブレーキ操作などは一切しません。ペダル操作は全く行ないません。」
「どのようになるか見てていただきたいと思います。」

私(うわぁ~、こわいなぁ~、大丈夫かな~)

本部さん
「ちょっと衝撃があるから構えといてくださいね。」
明るく爽やかな声だ。

「衝撃があるかもしれないから」ではなくて、
「衝撃があるから」と断言してるじゃないか~。

必死に窓の上のポールをつかんで身構える私。
(MEGA WEBのイベントでは何度もコワイ思いをしたが、この自動ブレーキは今までと違う恐怖感を感じる)

本部さん
「ではやってみますね~。行きま~す!」

プリウスが動き出す。

パネルにどんどん近づく。

本部さん
「まず30Km/hまで加速ですね。」
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

本部さん「ペダルを放しますね。」
(この瞬間、私は身体を硬くする。)
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

「ピー、ピー、ピー」警報音が鳴る。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

グッと急ブレーキがかかる!
「ウ、オ~~~~!」と声を上げる私。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

速度計の表示の横に、「ブレーキ」という赤色表示が出て、3秒くらい停止してた。
自動ブレーキが利くと、アラーム音と「ブレーキ」表示が出る。

急接近しても、なんの操作も行われなかったので、自動ブレーキが作動したわけだ。

その時の様子がこの映像です。↓

2回目を体験するため、プリウスが動きだす。
パネルの横を通過。
(へぇ~、こんな風になってるんだ。)
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

私「いやぁ~、今回自動ブレーキって初めてで、テレビでは自動ブレーキの映像見てたんですけど、やっぱりちゃんと止まるものなんですねぇ。いやぁ~。」
興奮のあまり「いやぁ~」を連発する私。

本部さん「今回、30Km/hで行っているので、対車両での自動ブレーキですね。障害物が車両の場合、40Km/h速度を落とすことになります。先ほどのように30Km/hで自動ブレーキが作動した場合、停止する可能性が高いことになります。」

私はメガウェブではこの噴水のあたりの雰囲気が大好きです。

私はメガウェブではこの噴水のあたりの雰囲気が大好きです。

ただ、どんな速度からでも自動ブレーキが作動して車を停止させてしまうようになると困ったことになる。
例えば、高速走行中、100Km/hから自動ブレーキを作動させて停止させるには、相当な距離が必要。
かなり手前からの距離で自動ブレーキが働いてしまうと、ドライバーがこれからブレーキを踏もうとしているかもしれない時、自動ブレーキがかかると、不意打ちにブレーキがかかり危険な状況になってしまう。
そういう状況も想定されるので、100Km/h→60Km/hのように、40Kmのスピードを落とす設定になっているそうだ。

この自動ブレーキはあくまでも緊急的にかけるブレーキだということ。

TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

ルームミラーのうしろにレーダーと単眼カメラがついている。
前方車両や歩行者を検出する。
レーダーは精度が高いミリ波レーダーシステムを採用している。

ルームミラーの裏にレーダー、カメラがある。

ルームミラーの裏にレーダー、カメラがある。

自動ブレーキ2回目がスタート。
30Km/hまで加速する。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

警報音が鳴り始める。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

自動ブレーキ作動!
停止。
「ブレーキ」の赤い表示が出てる。
「ウワーーー。」とため息がもれる。。。
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

自動ブレーキがかかった瞬間↓
TOYOTASAFETYSENSE自動ブレーキ体験

自動ブレーキがかかる瞬間の映像がこちら。↓


自動ブレーキ作動条件に当てはまれば、うっかりのよそ見や居眠りでの、万が一の事故で衝撃軽減をしてくれるかもしれない。
もちろん絶対に軽減してくれるわけではないが、大きな安心にはなってくれる。

今回の自動ブレーキ体験は、安全に運転することがいかに大切かをわからせてくれた。
そして、自動車メーカーがここまで衝撃軽減のためのシステムを研究していることを身をもって知らされた。
いのちを預かる商品を販売している責任がどれほど重いかもわかった。

自動ブレーキ体験はいい経験をしたと思った。
終わると、ほっとして、どっと疲れた。

ライドワンで流れてた映像がよかった。

自動ブレーキ体験が始まる前、ライドワンの受付カウンターの前でイスに座って待ってた。
そのとき、モニターに素敵な映像が流れた。
TOYOTA SAFETY SENSEのPV。
父と娘の心が温まる映像だ。
父の目線、娘の目線から描かれてる。

映像の締めでこんなメッセージが流れる。

Love works invisible.
TOYOTA works love.
愛は姿を見せないで動く。
TOYOTAは愛を動かす。

いやぁ~、私もこんな映像作りたいなぁ~。
思わず嫉妬した。

映像の最後の瞬間、自動ブレーキがその威力を魅せてくれるのだ。
さりげないワンシーン。
この映像、カッコイイなぁ~。

Loving Eyes -Toyota Safety Sense

MEGA WEBはクルマを安全に操る技術を教えてくれる!

メガウェブのスタッフは皆さん役者ぞろいなのだ。

自動ブレーキ体験後に記念撮影させてもらった。
左の方が今回インストラクターをして下さった本部(もとべ)さん。
元レーサーで、現在はプロドライバー。
運転の基本を教えてくれるトヨタドライバーコミュニケーションでもインストラクターをされている。メガウェブのライドワン試乗コースをつかったイベントではMCをされてる。

左が本部(もとべ)さん。

左が本部(もとべ)さん。

初めて本部さんの実況ナレーションを聞いたとき、
「あー、これがモータースポーツなんだ!」って感激したのを覚えてる。
Vitzレンジャー、86同乗会、TOYOTAタンデムフォーミュラー同乗会などのイベントでは欠かせない役者なのだ。

レーサーだけではイベントは成立しない。
隠れた役者が大勢いる。
ライドワンの受付カウンター業務、コース上のパイロン、観客席の設営の準備をしているスタッフの方々。みんな役者だ。
このライドワン(試乗コース)が舞台なんだ。

ライドワンのスタッフのみなさん。
イベント終了後に参加者がかぶるヘルメットをきれいにふいて、大切そうにしまっている。
オフロード体験では寒い中、冷たい水を流して、泥で汚れたコースを何時間もブラシで洗ってる。その横をクルマの試乗で通りすぎると、オフロード体験で楽しませてもらった私は申し訳ない気分になった。

メガウェブに遊びに来るたび、クルマを楽しむ舞台をつくる人達を見せてもらってきた。
MEGA WEBライドワンのイベントはたくさんの俳優さんでつくる舞台、ミュージカルと同じ。
お客さんを楽しませるプロの集まりなんだから。

メガウェブはトヨタのクルマを展示してるショールームだなんて思われてる。
それがもったいないなぁと、メガウェブの人でもないのに感じる。
試乗コースでは最新のクルマを運転できるし、イベントだってたくさん開催されてるのになぁ。

いつか感じたドキドキ感を思い出させてくれる。

クルマの免許をとって何十年の私。
メガウェブの試乗ももう10年ほど前から利用してた。

だけど、昨年ここでカートを体験して、クルマを操る面白さを知った。
ライドワンで行われる数々のイベントで、ドキドキワクワクを体験した。
クルマの見方がまるっきり変わってしまった。

これがFUNカート。MEGA WEBの中にある。

これがカート。FUNカートライド(MEGA WEBヒストリーガレージ1F)で子どもから大人まで遊べる。1回500円。

昔から私を知っている友人も皆驚いてる。
私自身も驚いてる。
車の運転はしても、特別に好きではなかった。
車の知識も詳しいわけではない。
車は移動手段。オトナになった証明書が運転免許証だった。

だけど、“車”が“クルマ”に文字が変化した。
私のなかでは、同じ発音でも使う意味合いが違ってる。

最近、友人や仕事で出会う人達にもよく聞かれる。
「どうして今頃、車なんですか?」
「免許とってだいぶ経つでしょ。」

こんな風に答えてる。
「車が違う乗り物に見えてきたんです。クルマを運転するのが、クルマを自在に操るのが楽しいんです。恥ずかしいんだけど、子どもの頃に還った気分になるんです。」

あるでしょ。
なんか遠い昔に感じた、あのドキドキ感。
カラダ中の細胞が沸き立つ感じ。

「なんて、私はハッピーなんだ!」で感じたとき、目に見える風景が変わる。
そんな時にちょっと似てる気がする。

あなたは最近、何かドキドキ、ワクワクすることやってますか?
楽しいですよ。
あなたが楽しくなれば、周りは幸せになりますよ。(ガッティ)
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