ボタン1つで車庫入れを自動でやってくれるのだ!
3/27(日)。
りんかい線東京テレポート駅を降りて、お台場MEGA WEBに向かう。
今日は新型プリウス自動車庫入れ体験、MIRAIの試乗をするのだ。
メガウェブ1F ライドワンの受付へ。
時間になり、試乗コースの新型プリウスに乗り込む。
インストラクターの本部(もとべ)さんが出迎えてくれる。
自動アシストで縦列駐車を行う。
車に見立てた大きな紅白のスポンジの横に新型プリウスが停車している。
下の写真↓
今日は新型プリウスで自動で車庫入れと縦列駐車を行う。
基本的に自動で行うのはハンドル操作のみ。
スピードの調整(アクセル操作)は自分で行う。
ゆっくりしたスピードで行う(1~2Km/hの程度)。
実際はブレーキ調整のみになる。
縦列駐車から行う。
POWERスイッチを入れる。
とても静かで驚く。
駐車スペースの空間をプリウスに認識させてあげる必要がある。
そのために駐車スペースの真横まで車をゆっくり進めるのだ。
シフトをD(ドライブ)位置、左足位置にあるパーキングブレーキを踏んで解除する。
シフトレバー、パーキングボタンが下の写真の位置にある。
この位置に戸惑う。
アクセルを踏まず、ゆっくりブレーキ調整だけで動かす。
駐車したいスペースの真横(1mの距離)に車を停車させる。↓
プリウスにこの駐車スペースを認識させる。
ハンドルの右、POWERボタン横の自動Pボタン(ハンドルの絵のボタン)を2回押す。
モニターに縦列駐車の表示が出る。↓
左側に縦列駐車の場所があることを認識しているのがモニターでわかる。
モニターでスペース探索中の表示が出てる。
この後はモニターの案内に従って操作をする。
車をゆっくり前進させる。
停車の表示が出る(ポンと音がする)ので、停止させる。
シフトRの表示が出た。↓
シフトをRへ。
本部さん「ここからバックに動いてすぐに自動アシストが入ります」
思わず手をあげてしまう。
本部さん「ハンドルには全く触れないでください。ミラー、全体の景色を見ながら。あと、モニターも見ながらの操作になります。ちょっと忙しいですけどね(笑)。ゆっくり進めていただいてよろしいでしょうか」
にこやかに説明してくれる。
(緊張してきた。手をハンドルから離すのには勇気がいる)
そして、ブレーキをゆるめる。
するとハンドルが動き出した。
かなりびびっている様子がこれ↓。
(大丈夫かな)
私「おー、おーー、おーーー」
思わず口から洩れてしまう。
(恥ずかしいが余裕がない)
モニターにはどこまで進んでいるかの自動アシストの進行状況がわかりやすく表示されてる。
自動アシストが終わるとSTOPの表示が出る。
ハンドルはクルマまかせで、ドライバーはミラーとモニターの確認、ブレーキペダルの操作をする。
なかなか忙しいのだ。
私「おー、スゴイ!OH~~」を連発する。
駐車スペースの枠内に入って停車する。
「ピー」音がして、モニター表示でシフトがRからDに変わる。
若干の微調整が入るようだ。
シフトDにいれて、ブレーキペダルのみ足を置いている。
「ピーー」音が鳴って、自動アシストが終了する。
P(パーキング)ボタンを押す。
ちゃんと駐車スペースにクルマが入っている!
ただ驚くばかり。
私「へぇ~~~、こわいですね~」
うまく駐車スペースに入ってるけど、やっぱり慣れないのでコワイのだ。
縦列駐車、車庫入れもハンドルを切るタイミングがわからないという人が多いそうだ。
一番難しいところをクルマがやってくれるのだ。
つぎは縦列出庫だ。
縦列駐車したところから、今度は車を出す操作だ。
自動パーキングアシスト(ハンドルの絵)のボタンを1度だけ押す。
モニターに「縦列出庫」「方向指示器で出庫方向を選択」の表示が出る。
右方向に出たいので、方向指示器を右へ。
本部さん「またモニターで案内が出ますのでその通りに操作をお願いします」
シフトR表示が出てるので、シフトをRへ。
ゆっくりとバックに進む。
モニターのメモリがそれにあわせて減っていく。
「ポ~ン」と音がして、シフトをDレンジへ。
ハンドルが自動で右に切られていく。
「ピー」音がして、クルマの頭が出たところで縦列出庫が終了する。
自動アシストでの車庫入れも楽々でびっくり!
駐車スペースの横から1mの距離にクルマを進める。
自動P(ハンドルの絵)のボタンを1回押す。
クルマが左側に車庫入れのスペースがあることを認識するのだ。
本部さん「ここから自動アシストが始まりますので、ハンドルから手を離して、モニターの指示に従って下さい」
シフトをDで前に。
ブレーキペダルを緩めて、クルマを動かす。
ハンドルが自動で回りだす。
私「おーーー。」
やっぱり声が出てしまう。。。
本部さん「モニターのメモリが減っていきますので、最終的にSTOPのランプが出たところでクルマを止めて下さい」
「パ~ン」音がして、モニター表示の通り、シフトをRへ。
どんどんクルマがバックで車庫に入っていく。
それもものすごく上手なのだ。
ここで修正が入る。
私がモニターの指示に従うタイミングが遅いので、切り替えしが必要になったようだ。
うまくいくと1回で車庫入れできるらしい。
もう一度、前に出る。
シフトをDへ。
そして、一度後ろに下がるが、再度修正が入る。
真ん中に寄せるためだ。
前に出て、バックで下がる。
長いピー音がして、車庫入れ完了。
安堵の表情がこれ↓
私はモニターが教えてくれるブレーキのタイミングが遅れるので、切り替えして入りなおす作業が増えていた。
クルマの周りの状況をミラーで見たり、窓から見たりと同時にモニターも見ていなくてはいけない。
バックモニターを既にお使いの方は問題ないかもしれない。
私はMEGA WEBで受けたペーパードライバー講習の車庫入れでも、モニターを見ながらの車庫入れにはすごく疲れた。
クラウンのアスリート、セダンの大型車だった。
その日は雨だったので、バックミラーは見にくかった。
障害物を感知すると警報音が鳴ってくれるが、自分の目で見ないとどうも信用できないのだ。
“クルマを使いこなす”という技術
外も見なくてはいけない、ミラーも見なくてはいけない、モニターも見なくてはいけない。
どんどんクルマは進化している。
それを乗りこなすには人間の技術も進化しないといけないのだ。
これからはクルマを走らせる運転技術のほかに、“クルマを使いこなす”技術がドライバーに求められるのだろう。
それはスマホ、パソコンや家電を使いこなすように。
特にプリウスは乗り込んで、エンジンをかけるのではなく、電源をいれる(POWERボタンを押す)のだから。
うまくクルマを使いこなせるようになるためにも、モニターを見ながらの運転には慣れないといけないなぁとつくづく感じた。
最後にインストラクターの本部(もとべ)さん(左)と記念撮影させていただいた。
本部さん、丁寧にわかりやすく説明して下さってありがとうございます!
最後まで読んで下さった皆さんにも感謝です!(ガッティ)
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