勝ち負けを越えてすべてのチームにドラマがあるのだ!スーパー耐久予選を富士スピードウェイで見てきた編!

クルマ

スーパー耐久をはじめて観る

今回の富士スピードウェイ。
Vitzレースのほか、お目当てがこのスーパー耐久レースだ。
お台場MEGA WEBのVitz、86同乗会でいつも乗せてもらっている田ヶ原章蔵選手が出場するのだ。
田ヶ原さんが走っているところをまだ見たことがないので楽しみにしていた。

9月3日(土)。
午後1時からスーパー耐久の予選が始まる。
田ヶ原さんBIZCUBEチームのピットがどこだかわからない。
スタンドからピットをカメラの望遠でひとつづつ探す。
ポルシェゲートの方から見ていくがなかなか見つからない。
どうしよう。
ピットウォークパス(大人1,100円)を買えばよかったなぁと後悔する。
とうとうスタンドの端、NISSANの応援席まで来た。
富士スピードウェイスーパー耐久2016年9月3日BIZCUBE

すると、BIZCUBEと書かれたピットを発見。

富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

やった~(たぶん…)
ちょっと不安だがパドックに直接行って確認することにする。

パドックに行くと、たまたま田ヶ原さんに会えた。
3時からの走行後にピットでクルマを見せてくれる。
(なんてラッキーなんだ!)
ピットウォークさえ行ったことがないので緊張する。

予選を走る田ヶ原章蔵選手。

予選を走る田ヶ原章蔵選手。

PITにはじめて入る!

予選の走行後、ピットを見学させてもらった。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

レーサーひとりで戦っているわけではない

クルマに乗らせてもらえた。
ステアリングをはずして乗り込む。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

シートの横幅が狭い。
ぴったりと体をつつみこむ。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

なんとも言えない。
レース仕様の車両は運転席以外は座るところがない。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

わからない計器がいっぱいだ。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

ステアリングをにぎって走っているところを想像する。
レーサーはエアコンもないなか、2時間もぶっ通しで走り続ける。
レースは想像を絶する過酷な状況で行われる。
クルマに乗り込ませてもらうとそれが感じられた。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

メカニックの方々が明日の決勝にむけて調整をしている。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE

田ヶ原選手がこのスーパー耐久の車両について説明してくれた。
ドライバーの運転席側のドアはしっかりしているが、それ以外は簡素なつくり。
とことん軽量化するためだ。
レーサー本人から話しが聞けるほど貴重なことはない。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE田ヶ原章蔵選手

メカニックからレーサーへバトンが渡される

レースはレーサーだけで走っているわけではない。
メカニックをはじめ、多くのチームスタッフが関わっている。
だから勝ち負けに関係なく、すべてのチームにドラマがある。

田ヶ原選手の話しを聞いていて気づいた。
まるで先日のリオのオリンピックで大活躍したリレーと同じ。
レース開始までメカニックが調整する。
そのクルマをバトンを渡されるようにレーサーがクルマを走らせる。
レース中もメカニックとレーサーはたえずバトンを渡しあう。
富士スピードウェイスーパー耐久予選2016年9月3日BIZCUBE田ヶ原章蔵選手

ピットを見せてもらい、レーサー本人から話しを聞けた。

最後に田ヶ原選手をスタンドをバックに写真を撮影する。
ピットの外に少しだけ出た。
すぐそこに時速300Km近くでスーパー耐久の車両が疾走していく。
そこから見えた景色は眩しかった。

お台場メガウェブで見てた田ヶ原さんとはちがった。
本当の田ヶ原さんの姿を見せてもらえた気がした。
震えてシャッターを押した。
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