劇的に周囲の雑音が消えていく…
BOSEさんからお借りしたQuiet Control 30をカフェに持ち出した。
QuietControl 30 wireless headphones
まずはスマートフォンのBluetoothに同期。
昨日Google StoreでインストールしておいたBOSE Connect。
BOSEのアプリだ。
BluetoothのONを要求されるので、ONにする。
スマホでQuiet Control 30を認識してあげる。
イヤホンを耳にいれる。
耳にもすんなり入る。
とれにくい。
ノイズキャンセリングレベルを自由自在に調整できる!
Bluetoothで同期して、
BOSE Connectアプリを立ち上げると
ノイズキャンセリングの画面が表示される。
指で好きなように度合いを加減できる。
弱ではまわりの雑音がすこし聴こえる。
徐々にノイズキャンセリングの度合いを上げていく。
するとだんだん音楽だけになっていく。
(これはすごいな)
先日、ボーズの展示会に行った。
この製品の凄さはノイズキャンセリングを自在に調整できるところだそう。
いままではノイズキャンセリングのオン・オフしかできなかったのだ。
よこのテーブルには双子の2,3才くらいのこどもたちが元気に騒いでいる。
ときおり大きな声を上げる。
でもノイズキャンセリングをあげると気にならないのだ。
音楽がまた好きになった
小学6年生のころ、ステレオを親に買ってもらった。
ターンテーブルだ。
ロックを聴いていた。
スピーカーから音を出せなかったので
ヘッドフォンで聴いていた。
自分の世界に浸れた。
ヘッドホンのなかでアーティストが演奏している姿を想像してた。
そのころはMVもYouTubeもなかった。
父親がクルマを買い替えた。
新車のマークⅡだった。
そのカーステレオの音がたまらなかった。
カーペンターズをカセットテープでクルマのなかで聴いていた。
エンジンをかけてもらい、ひとりクルマのなかで。
まるでオーディオルーム。
幸せだった。
そのときの思い出はいまでも忘れない。
好きな曲を聴くことが最高の楽しみだった。
音楽は自分の近くにあった。
大人になった。
レコードで聴いていた懐かしい曲をCDでも聴かなくなった。
自分の好きなアーティストを探すことをしなくなった。
スマートフォンで音楽も聴かない。
耳が悪くなるのがいやだった。
今日、ボーズのクワイエットコントロール30で聴いた。
曲のなかに意識が集中した。
音楽のなかでひとりになれた。
いままで聴いたことのないCDをTSUTAYAで借りていた。
マイク・マイニエリ with スティーブ・ガッド。
涙が出そうになった。
ヴィブラフォンがこころのなかにゆらゆらと響いて消えていく。
音楽がまた好きになった。