『母の日参り』って何なの?
4月26日(水)、
今日は『母の日参り』プレス発表会にやってきた。
まず、『母の日参り』について。
わたしもこのイベントまで知らなかった。
亡くなったお母さんのお墓参りを、
母の日にしましょうというもの。
日本香堂『母の日参り』詳細ページ
『母の日』はもともと、
アメリカで亡くなったお母さんへの感謝の記念日から始まったそう。
白いカーネーションを教会の祭壇に捧げた。
お線香のメーカー「日本香堂」が中心となって、
パートナー各社(日比谷花壇、サントリーフラワーズ、亀屋万年堂、清月堂、JA和歌山県農、全国優良石材店の会、日本石材産業協会、PRAY for (ONE)、コープさっぽろ)と一緒に、『母の日参り』キャンペーンに取り組んでいるのだ。
シンボルロゴはあの有名なデザイナーが作ってた
開場時間の10時すぎに着いた。
すでに会場にはメディアがいっぱい。
イベントがスタート。
まず、映像が流れた。
赤い糸がいろんなかたちに変わっていく…。
お母さんと子供の風景が流れていく。
この動画と『母の日参り』ロゴを制作した奥下和彦さんが登場する。
そうどこかで見たことがあるなぁって。
報道ステーションのオープニング映像をつくった人なのだ。
赤い糸をモチーフにして映像作品やイラストレーションを手がけている。
MCの斉藤典子さんが奥下さんに母の日の思い出を聞いた。
奥下さん
「昔は自作の肩たたき券をプレゼントしたり。花を一輪プレゼントしたり…」
MC斉藤さん
「お母さんのイメージってありますか?」
奥下さん
「いまは別々に暮らしているんですけど、離れてみると、強くたくましい人だったなぁって感じますね」
MC斉藤さん
「この作品をつくるにあたっての思いの部分についてはどういったことをこめられたのでしょうか?」
奥下さん
「母親と子供の関係、きずな。いつも子供の頃も、大人になってからもまったく変わらない二人の間の関係を強く意識してデザインしました」
『母の日参り』映像
高島礼子さんが登場だ!
日本香堂は今年3/15~4/20まで、
「母の日の思い出」をテーマに詠んだ三行詩を募集。
高島さんが「選考委員賞」5作品を選定した。
作品の上手い下手、優劣を決めるのでなく、
強く胸に響いた、心に深く残った詩を選んだそうだ。
その選ばれた5作品を、
高島さんが朗読した。
ひとつ作品を朗読するたびに、
高島さんが感想を言っていく。
ご自分の経験と照らし合わせて。
それは聞いていた会場のひとたちも同じ。
たった3行で、
その情景が映し出されてた。
子供への愛情。
母への大好きなきもち。
高島さんもご自分の今は亡きお母さんのことを思い出して、
受賞作品を朗読していた。
選定した理由を説明しているとき、
にこやかに自分のお母さんのエピソードを語ってた。
でもちょっと寂しそうな表情がふっと現れた。
見ているわたしも同じ。
日比谷花壇の渡辺さんと記念撮影してもらった。
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【日比谷花壇】お供え用 日本香堂「宇野千代のお線香 淡墨(うすずみ)の桜 桐箱浮きローソクセット」とアレンジメント
【日比谷花壇】お供え用 日本香堂「宇野千代のお線香 淡墨(うすずみ)の桜 桐箱浮きローソクセット」
【日比谷花壇】【お供え用】プリザーブド&アーティフィシャルアレンジメント「オルゴールフラワーホワイト(星に願いを)」
お母さんをたいせつにする気持ちはずっとつづく
先日、電話で母とけんかになった。
いい年をして恥ずかしい。
些細なことだった。
母と携帯電話で喧嘩をしている最中に、
家の電話が鳴った。
遠く離れたところにいる叔父(父の弟)からだった。
あまりのタイミングに驚いた。
亡くなった父や弟が、
もうけんかなんかよしなさい、
と言っているように感じた。
叔父から電話は年に1,2度しかかかってこないのだ。
父や弟が叔父に電話をさせているように思えた。
(見えないけど、きっといるんだ…)
涙が出てきた。
叔父が電話で言った。
「怒らないでね…」
やわらかい大阪弁だ。
父に言われているようで、
また泣けた。
私の母はお陰様で元気だ。
大病を越えてきた。
数年前の入院生活は想像もできない。
けんかができるほど母の心配がなくなったのかもしれない。
今日のイベントは『母の日参り』。
親は生きているときも、
そして死んでもずっと我が子を見守っていく。
子供も親を思いつづける。
(みんな、この気持ちは同じなんだ…)
そう、
ちょっと切なくて胸の奥が痛い、
この気持ち。
これって見えないけど、きっとキラキラしているんだろう。
そんなことを思った。(ガッティ)