匠の隠れ家 田町本店に行ってきた。
仕事の打ち合わせの帰り。
仕事仲間と帰り道。
お腹が減った。
軽く食べて帰ることに。
JR田町駅までの細い路地。
ひとが異常に多い。
そうだここはNECのお膝元。
それで多いのだ。
いわばNECバイパスだ。
小さい路地にたくさんの飲食店が並ぶ。
平日火曜の夜、7:30すぎだ。
給料日後でもないのに、スーツ姿の会社員でどのお店も混んでるのに驚く。
田町はこういうところか。
日頃来ないので、田町のイメージがいまひとつわからなかった。
けど、平日サラリーマンでいっぱいの路地を見ると、
なんとなくこれが田町らしいのかなと感じた。
新橋・有楽町ほど、おじさんぽくないのだ。
さて、どこに入ろうか。
隠れ家というお店を見つけた。
新潟のそばが食べられるみたい。
そば好きの私は、これだけで入る理由になる。
あっさりしてそうだし、入ろうということになった。
そこはやはり隠れ家だった。
ビルの3Fか。
下からはお店は見えない。
看板もわかりづらい。
階段を上る。
ここでもわかりにくい。
けど、隠れ家なんだ。
当然か。
刺身がうまいよ。
お店に入る。
やはりお店はサラリーマン風の、会社帰りの人達でいっぱいだ。
みんなNECのひとかな。
そんなことが気になる。
個室に通された。
仕事の話もしやすい。
隣の声もさほど気にならない。
テーブルもきれいだ。
ハンガーで上着がかけられる。
冬のこの時期、上着をかけられるのは大事。
とりあえず、刺身の盛り合わせ、飲み物を注文。
私は角ハイを注文する。
ほたるイカの酢味噌が出てきた。
これがうまい。
ちょっとなめていた。
本格的だ。
(ここ、本当に匠かもしれない)
料理は割安で、おいしいのだ。
6種の刺身の盛り合わせ(4人前)が来た。
さすがに4人前だと見た目に満足する。
一人前が780円。
金目鯛は身がこりっとした歯応えがいい。
中トロもおいしいし、
生ウニも新鮮だ。
ぼたん海老もとっろとろだ。
正直、仕事の帰りでたまたま入ったお店だ。
あまり期待していなかった。
鮭ハラスの西京焼き(980円)もたまらない。
つぶ貝のガーリックバター(780円)。
コリコリしたつぶ貝の食感が楽しい。
蛤の酒蒸し(800円)も
ズワイガニと春野菜の天ぷら(980円)も食べた。
ふきのとうはほろ苦いけど、私は好きになった。
ここの名物、栃尾揚げ。
油揚げ、ねぎ好きの私なので、食べる前から美味しいに決まってる。
やはり、おいしかった。
私の一番は「へぎそば」だった。
へぎそば登場。
これは小サイズ・1~2人前で1,280円。
わたし的には、今日の主役だ。
トッピングがこれ。
大根おろし、山芋、納豆、のり。
大根おろしで食べた。
のど越しがいいとはこういうときに使うものだと思った。
そば好きの私はこれだけで大満足。
来てよかったと思った。
食後のわらび餅(580円)も絶品だ。
日頃、降りることがあまりなかった田町。
こじんまりした個室が気に入った。
お店のスタッフの接客も丁寧で親切だし。
料理は全体的に割安に感じた。
わかりにくい場所だけど、だからいいのかも。
そう、匠が隠れてるんだから。。。