ねこのからだによいフードって何なの?
6月30日、品川の高層ビル。
アンバサダーイベントに参加するため、ロイヤルカナン本社にやってきた。
テーマは『猫種ごとに異なる特徴とフード選びの基礎知識』だ。
ロビーにはマース社の製品が飾られている。
ロイヤルカナンはマースのなかの一つの部署ということらしい。
マースって、ワールドワイドな企業、世界規模の会社だ(同じ意味か…笑)。
カルカンもシーザーも知ってるよ。
買ったことあるし。
キャットフードだけじゃない。
チョコのM&M、スニッカーズも同じ会社なんだ。
(スニッカーズ、おいしいよな)
へぇ〜。
見たことのあるパッケージがいっぱいだ。
知らなかった。
M&Mのキャラクターと写真を撮ってもらう。
もの珍しいのであたりを見回す…。
ロビーの片隅にガラス張りの部屋がある。
なんとそこに猫がいるではないか!
黒白の子が「チョビ」、茶色の子が「きなこ」。
わかりやすい。
気持ち良さそうに寝てる。
キャットハウスだ。
社員の方にはキャットルームと呼ばれている。
この2匹を「ねこプショニスト」と呼ぶひともいる。
会社の受付係「レセプショニスト(receptionist)」をもじって、
「ねこプショニスト」。
なるほど。
まだ猫ミーティングが始まっていないのに非常にためになる情報を聞いた。
(ほぉ~と感心する)
タワーやふかふかベッド。
ねこの天国だ。
よこのミーティングルームとは天井のキャット通路を通ってつながっている。
ミーティング中にねこがやってきたりする。
このねこ通路は近未来的ではないか!
ねこ好きにとっては夢の様な状況だ。
(理想のオフィスではないか)
猫ミーティングの部屋に入った。
自分の飼っている(面倒をみている)猫の種類によってテーブル分けされていた。
わたしはペルシャのテーブル。
けどペルシャを飼っていないんだけど…。
私は野良猫出身のねこたちの面倒を見ている。
(まぁいいか…)
同じテーブルの参加者の方に聞いたら、
のらねこ出身のネコを飼っている方がいらした。
うれしかった。
部屋のなかに、ねこがいる。
人形かと思ったら本物だった。
メインクーンというネコで名前は「ポン次郎」君(7才)。
ポン次郎はロイヤルカナンの原田さん(獣医師)ちのねこ。
10Kgあるそうだ。
巨大だ。
近くで見るとまたびっくり。
こんな大きなねこを見たことがない。
今日のこのセミナーのために来てくれた。
これは心強い。
ねこ目線の意見が聞けそうだ。
これは面白いことになってきた。
HOMEWORKSのおしゃれでおいしいサンドイッチをいただく。
どうも都会で人気のお店らしい。
ロイヤルカナンのCat Loverの紹介から始まった
猫LOVER代表の小澤さんだ。
愛猫はロシアンブルー(12才)のシモンちゃん。
ちょっと太り気味で最近ツレナイそうだ。
会場はCat Loverでいっぱい。
ひそかに一体感が拡がっていく…。
ねこ博士になった気分になる
1時限目の講義開始。
テーマは『猫種ごとに異なる特徴と気を付けるべきポイント』。
先生は獣医師の原田さん。
(ロイヤルカナンに獣医師の先生がいるのか)
ネコとはどういう生き物?から説明が始まる。
ねことはどんな動物なのか。
先祖はリビアヤマネコ。
群れを作らず単独で生活する。
先祖が乾燥地帯で生活している。
肉食動物だ。
そこからねこへの理解を深めていく。
『群れを作らず単独で生活する』
⇒1.上下関係がない。
2.飼い主をご主人と認識しない。
母猫か単なる同居人と思っている。
(ほ~納得)
3.人が望むお仕事はしてくれない。
おもに鑑賞や愛玩を目的として品種が作られた。
4.自分の身は自分で守らなければならない。
『自分の身は自分で守らなければならない』
⇒ねこに見られる食べ物に対する反応がわかる。
例えば、
1.何かを食べて嘔吐などの嫌な経験をすると、その食べ物を食べなくなる。
2.ストレスを感じる状況では初めての食べ物を食べようとしない。
『先祖が乾燥地帯で生活していた』
⇒
1.水をあまり飲まない。
2.水分を節約する。濃いおしっこをつくる
(膀胱炎・尿結石・慢性腎臓病に注意)
『肉食動物』
⇒動物性の栄養素を必ず摂取しないといけない動物。
肉しか食べない、肉を食べさせないといけないわけではない。
どんな生態なのか。
どんな歴史があるのか。
どんなものを食べているのか。
そこを理解するところから、
どんなものを栄養として取り入れればよいか、
どんなふうに食べさせたらよいかを考える。
つぎは猫種のちがいから見ていく。
アメリカンショートヘアー
原産国:アメリカ
歴史:祖先は新天地を求めてヨーロッパから新大陸に移住した人々とともにやってきた、ブリティッシュショートヘアーやヨーロピアンショートヘアーと考えられている。有名な「メイフラワー号」では大切な積み荷をネズミかた守るために船に乗った猫もいるといわれる。
つづいて魅力や特徴、性格が説明される。
そしてアメショに必要な配慮についての説明。
1.理想的な体重維持。元々活発なため、運動不足になると太りやすくなる。
2.健康的な消化の維持。
3.健康な皮膚と美しい被毛の維持。
ブリティッシュショートヘアー、ラグドール、ノルウェイジャンフォレストキャット、メインクーン、ペルシャ、シャムと猫種ごとに説明される。
ポン次郎くんのメインクーンはこれ。
ねこに多い心臓の病気の説明も。
品種によっては心臓の健康維持のために必要な栄養素を欠かさないようにしないといけない。
シャムは食べるスピードが速すぎて吐き戻してしまうことがあるそう。
そのための配慮は、
ゆっくり食べられるような特別な粒(キブル)
健康的な消化の維持。
前半の1時間が終わる。
役立ち情報がモリモリ満載だ。
本格的な講義で驚いた。
2限目は『ネコ種によって最適なフードって?』
講義2の先生は石渡さん。
石渡さんちのねこは『くろじ』くん(4才)。
雑種だ。
親しみがわく。
講義がはじまる。
ロイヤルカナンの猫種専用フードについて。
ロイヤルカナンの猫種専用フードの歴史は『ペルシャ30』から始まった。
ブリーダーからの相談が開発のきっかけ。
「粒を捉えるのに大変な苦労をしており、しばしばボールの外にこぼしてしまう」
⇒10種類の異なる形の試作品を作成。ガラス板の上でフードを食べるところを下から撮影したり…。
ペルシャ、チンチラ、ヒマラヤンのケアが必要なポイント
1.豪華な長毛
2.舌の裏を使った珍しい食べ方
3.毛玉が出来やすいこの3点を考慮したフード開発。
長毛種に必要な栄養素、舌の裏側で食べやすい粒の形状・大きさ、ヘアボールをケアするための食物繊維の配合。
そこまで考えてフードがつくられている。
会場では映像を見れて非常にわかりやすい。
猫種ごとに最適な粒の形や大きさ、必要な栄養バランスも異なる。
ロイヤルカナン猫種専用フード。
シャム用、メインクーン用、ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン用に加えて、アメリカンショートヘアー用、ノルウェイジャンフォレストキャット用、ブリティッシュショートヘアー用、ラグドール用が新しく仲間に加わった。
ねこならどれでも同じカリカリでいいんじゃないの?って思ってた。
どうしてそれぞれの猫専用で必要なのかがやっとわかった。
ワークショップ
ここまでの講義のおさらいをかねたクイズだ。
テーブルのグループごとに猫種の写真と必要な栄養バランスチャート、実際の粒を分類していく。
同じテーブルの方々がどんどんカードを置いていく。
(すごいなぁ)
結局、私達のグループは全問正解だった。
わたしは何もわからず、恥ずかしかった(笑)。
キャットフード選びで大切なことを知る
本格的な講義だった。
このイベントが終わるとねこ博士の修了証がもらえるのではないか。
そんな気さえした…。
ねこの種類によって、
どんな食べ方をするのか。
どんな栄養素が必要か。
どんな病気になりやすいか。
ねこの種類によって必要とされるフードがちがうのだ。
このことをあらためて知る。
我が家は多頭飼い。
フードの量が多い。
いままでの私は食いつきがよくて、値段がリーズナブル。
それだけでフードを選んできた。
この授業を聞いて、どうして猫の種類ごとのフードが必要かを理解した。
ねこたちの健康を考えると、どうしてもそうなるのだ。
今回、ロイヤルカナンのイベントに参加してわかったこと。
1.ねこの種類ごとに最適な栄養素がはいったフードを食べさせることがいちばん重要だ。
2.ロイヤルカナンは猫の健康を第一に考えている。
3.社員にねこ好きが多い。
4.ロイヤルカナンとスニッカーズは兄弟だ。
5.ロイヤルカナンは雑種ねこにやさしい。
6.ポン次郎は巨大だ。
ロイヤルカナン。
高級プレミアムキャットフード。
動物病院でも使われるフードだ。
ロイヤルカナンはねこの健康をたいせつにしている。
わたしの家のねこたちはわたしの家族。
それはみなさんも同じ。
自分のからだを大切にするように、
愛する猫たちのからだを大切にしたい。
当たり前のことをこのイベントで考えた。
ロイヤルカナンの本気さはWEBサイトを見たらわかります。
どんなフードがねこにとって良いのか、説明しています。
愛猫家のみなさん、一度チェックしてみてくださいね。
ロイヤルカナンアンバサダーはだれでもなれます。
興味があったら参加してみてくださいね。
ねこ好きの方々にも会えますよ。
楽しいんだから!
ポン次郎くん、抱かせてくれてありがとう!
(ガッティ)
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ロイヤルカナン
猫種ごとの特徴の「違い」とは?猫種ごとに最適なフードとは?
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