日比谷花壇のお葬式イベントに行ってきた

「さよなら」でなく「ありがとう」

12月16日(土)、外苑前の梅窓院にやってきた。
今日は日比谷花壇のお葬式イベントに参加するのだ。

銀座線の外苑前駅を上がってすぐ。

こんな都会の真ん中にお寺があるなんてびっくり。

日比谷花壇のお葬式イベント?
最初、聞いて驚いた。
でもTVで日比谷花壇が青山葬儀所での芸能人のお葬式の仕事をしているのを見て知っていた。
わたしは3年前に父が亡くなり、お葬式が大変だった。
お葬式、お墓と、誰も避けては通れない大事なことだ。

日比谷花壇のお葬式icon

最近のお葬式ってどうなっているの?

会場に入った。

お葬式の祭壇がある。
一般葬と家族葬。

一般葬とは、大きな葬式。
家族、友人、知人、近所のほか、
仕事関係、学校関係、親族の知人まで声かけする。

一般葬

家族葬とは親戚、友人、知人まで。

家族葬

棺と祭壇が組まれたなかでのイベント。
ちょっと不思議な気分だ。

イベントが始まった。
まず、日比谷花壇のお葬式サービスについて。

日比谷花壇は、2004年から365日24時間対応の、
葬儀社が行う全てのサービスを開始している。

著名人だけでなく、一般顧客のお葬式にも対応しているとは知らなかった。

葬儀社が行うサービスとは、
1.病院へのお迎え
2.ご搬送・ご安置
3.葬儀打ち合わせ
4.ご納棺
5.通夜
6.告別式
7.ご火葬
8.アフターフォロー

これを日比谷花壇に任せられるわけだ。
花で大切な方を送りたいと思うなら、日比谷花壇がいい。

わたしの場合、父が深夜に危篤になり、
病院に向かったが間に合わなかった。
そこから死亡診断書をもらい、
葬儀社に連絡することになった。
事前に役所には確認していたが、やはり気が動転していた。

できれば、ご両親がお元気なときに、
時間の余裕があるときに、
ご本人の希望も確認して、調べておいたほうがいい。

最近は直葬も多い

直葬とは、
病院のお迎えから、自宅・安置所での安置・納棺のあと、
通夜・告別式を行わず、火葬場にてお別れをすること。

わたしの父は直葬だった。
父は大阪でずっと生活していたが、私が東京に呼んでいた。
そのため、知人も近くにいなかった。
家族と親戚だけで臨海斎場という火葬場でお別れをした。

どこでお葬式をするか。
葬儀場なのか、
自宅なのか。

お通夜はするのか。

直葬でお葬式はしないのか。

病院で亡くなったとき、
自宅に連れて帰るのか、
安置所にいてもらうのか。

皆さんのお住いの場所では火葬場はどこになるのか。

費用はいくら位かかるのか。

事前に調べておいたほうがいい。
そうすれば、慌てない。
いや、それでも動揺かもしれない。
だから、お葬式の情報は家族と共有したほうがいい。

「お葬式のことを調べるなんて、
縁起でもない」

そう言われるかもしれない。
でも、自分を大好きでいてくれた人を見送ることは大切なイベントだ。
自分を育ててくれたひと、愛してくれたひとに「ありがとう」の気持ちを伝えるためにも。
日比谷花壇のお葬式icon

タレント永六輔さんのお葬式

漫画家 水木しげるさんのお葬式

立派な骨壷だ。

お葬式の花を押し花にして作った遺影、おしゃれな仏具も。

大切な遺品の時計も使えるように、時計修理のサービスもあった。

護刻家

樹木葬

まだ受け入れが始まっていないが、梅窓院では樹木葬の墓地がある。

これは共同墓地。
お墓を継ぐひとがいない場合、残された家族に負担をかけたくない場合に相談してみてください。

ペットのお墓があった

梅窓院でペットのお墓を見つけた。

なんともかわいい猫と犬。
お葬式の参列者に渡すブーケを、イベントのお土産にもらっていた。

この素敵なブーケの花を、ペットの祭壇にお供えした。

「こんなに大事にされて幸せだね、よかったね」
と、ペットたちに心のなかで話しかけた。

梅窓院は素敵なお寺だった。

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