びょうぶの世界を体感するアトラクション
東京国立博物館「びょうぶとあそぶ」
長谷川等伯「松林図屏風」をインスタレーション映像のなかで体感する。
東京国立博物館 本館 特別5室で開催中。
9/3(日)まで。
観覧料は一般620円だ。
これにまずびっくり。
長谷川等伯『松林図屏風』(複製)を畳の上で鑑賞する。
周りを囲むように曲面スクリーン。
映像が流れる。
まるでVRの世界。
これはアトラクションだ。
鷹が飛んで行く。
桜の花が散っている。
雪が降る、
屏風のなかにも雪が降り積もっていく。
川を舟で進む。
横から風が吹いてくる。
舞台そでには送風機があるのだ。
松林のなか
枝が揺れる。
夏休みでお子さんがたくさん来ていた。
スケッチしてみた。
スタッフに聞いた。
屏風の世界を身近に感じてもらうためのイベントだそう。
本物の『松林図屏風』は国宝スペースで今年のお正月に公開された。
もちろんガラス越しに鑑賞するのだ。
これは複製だけど、等伯の世界を体感するには十分な気がする。
まさに絵の中に入り、鳥のように空を飛び、
川を渡り、風を感じる。
『びょうぶとあそぶ』は、
からだ全体で感じ取るアトラクションだった。
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