HINOダカールラリー参戦車両のド迫力に圧倒された
4月17日(日)、MOTOR SPORT JAPAN 2016の2日目。
朝8時すぎにお台場到着。
レーシングカー同乗会の抽選の列に並ぶためだ。
もうこんなに並んでる。
小雨が降ってきた。
少し寒い。
「強風のため、モータースポーツジャパン2016が中止になる可能性があります」と誘導スタッフがアナウンスしてる。
9時には会場に入れたが、応募者が多数のため同乗会の抽選にははずれてしまった。
気を取り直して、レーシングカー同乗会を見物することにした。
轟くエンジン音と焼けるタイヤの匂いがたまらないのだ!
会場内の特設走行エリアに行く。
とんでもなく大きなエンジン音が聞こえてくる。
どこでやっているかなんて地図で確認する必要もない。
音のする方へ行ってみると、こんな状態だ。
会場して間もないのでお客さんも少ない。
(こんな近くで観れるのか!)
ドリフトというものを初めて見た。
思わず大きな声をあげてしまう。
「わぁ~スゴイよ~」
いい大人であることを忘れる。
抽選で当たるとこのドリフトしてるクルマに同乗できたのだ。
(いいなぁ~)
会場には焼けたタイヤの破片が落ちてるのを発見する。
SUPER GTのレースをテレビで見てると、コース上にタイヤの破片が落ちてるのがわかる。
(へぇ~、これがタイヤか)
いや~、来てよかった。
1日目も来たが、朝のレーシングカー同乗会ではこんなことをしているなんて知らなかった。
【モータースポーツジャパン2016レーシングカー同乗会】
このビルみたいなトラックに釘付けだ
どでかいものが向かってきた!
まるで戦車のよう。
いや。もはやビルだ。
ビルが動いてる感じだ。
思わずファンになってしまう。
な、なんなんだ~、このクルマ!
HINO菅原照仁選手~モータースポーツジャパン2016
HINOのクルマがコレだ
前日に撮影した写真。
あまりの大きさにショックを受けた。
ベストカーアンバサダーのイベントで、このクルマがラリーで走ると聞いてびっくりした。
サスペンションが2本もあるのだ。
内部の様子。
とにかくでかい。
大きさに圧倒される。
ラリーではこういうノートを見ながらルート確認するのか。
車両の横には朝の同乗会のパネルがあった。
ラリーを知らない私がHINO菅原照仁選手に聞いてみた!
ガッティ「ラリーってよくわからないんですが」
菅原照仁選手「我々がやっているのはクロスカントリーラリー。元々は、アフリカでやっていた。フランスのパリから砂漠のダカールまでのラリー。治安が悪いので今は南米でやっています。」
ガッティ「このクルマってどんなところを走るんですか?」
菅原照仁選手「砂漠とか林道とか。舗装してないところを走るんです。7月にはモスクワから北京を走ります。こっちは距離感がなんとなくわかりますよね」
ガッティ「え~~~。凄そうなのはわかりますが」
菅原照仁選手「長そうでしょ(笑)。2週間で走るんです」
(レースのスケールに感動する私。この人、とんでもないドライバーだ!)
このクルマ最高速度200Km/h出せるけど、ラリーの規則で140Km/hまでしか出せないそう。
時速200Km出るんだよ、信じられますか?
ガッティ「デモ走行、同乗走行を先ほど見たのですが、あれはどれくらいスピード出てるんですか?」
菅原照仁選手「5速で80Km/hかな。回ってるところ(上のYouTube映像)は3、4速だけど」
ガッティ「うぇ~~(ただ驚く私)」
ガッティ「デモ走行で回るとき、タイヤが傾いてたので、クルマが倒れたりしないんですか?」
菅原照仁選手「(平然と)倒れますよ」
ガッティ「え~~」
菅原照仁選手「倒れないようにバランスをとってますけどね」
ガッティ「これはトラックなんですか?」
菅原照仁選手「レース仕様につくったクルマなので、市販されているトラックとは違うんです」
菅原照仁ドライバーは今年1月のダカールラリーでクラス7連覇を果たしたスゴイ人だった。
サインをしてもらおうとファンの方々が菅原照仁選手に集まってくる。
(あ、帽子にしてもらおうかな。いやTOYOTAだからまずいか)
結局、HINOのパンフにサインしてもらった。
(後でわかったがHINOはTOYOTAグループの会社だった)
インタビューの後、菅原照仁選手に記念撮影をさせてもらう。
ラリーのことなど何もわからないのに、笑顔で対応してくださった菅原照仁選手。
ダカールラリークラス7連覇の有名なドライバーにインタビューできて感激です。
菅原照仁選手、応援しています。
ありがとうございました!