まだ発売されていない、まだ完成していない試作開発品。
それを見れるとあって、朝からドキドキ。
場所は銀座ソニーストアショールーム。
先月、大阪、名古屋と来て、とうとう東京。
集まってたお客さんは、皆大人ばかり。落ち着いた雰囲気。
席に着くと、横に飾ってありました。意外にバシャバシャ写真とってない。
みなさん、横の試作機に目もくれず、冷静さを保ってる。
みんな触りたいくせに。。。
開発段階のVAIOプロトタイプのタブレットPC。
米ロサンゼルスAdobe Maxで初公開、一般向けでは今回が初めてだそう。
1時間のイベントが、進行の女性が立ち上がって始まった。
ソニー商品企画担当の方から、商品コンセプト、そこに至った経緯、スペック説明へと話が続いていく。
ソニーが目指したのは、“The Monster Tablet”
イラストレーター仕様、全開の印象。
制作場所を出て、出先でプロレベルの創作環境を提供する。
CPUは、Intel Core i7 H(4コア/8スレッド)
これは、MacBook Pro 15インチと同じ、MacBook Airより、処理速度2~3倍速いんだって。
クリエイター専用ディスプレイ アスペクト比 3:2
高解像度 2560×1704(250dpi)
映画のRAWフォーマット、4K Cinema RAW撮影現場(1時間分…1TB)で、リアルタイム現像再生できる。
とにかく業務用映像の大きいデータも動かせちゃうってこと。
つくった映像ファイルの出力(レンダリング)が超速になる。
After EffectsやPremiere Proがタブレットでビュンビュン走る。。。
Adobeソフトとの連携が強化されている。
Photoshopの起動が恐ろしいほど速い!思わず笑ってしまった。開いた口がふさがらなかった。
カート好きな私ですが、F1マシンを目の前にしたら、きっと同じリアクションになるだろうなぁって。
それほど、夢のマシンなのです。
タブレットペンも、紙に描くような視差の小ささを追求。
実際に紙にペンで描く感覚と同じように、違和感なくタブレット画面に描ける。
タブレット画面スタンドは、角度を自由に調整できた。
自分の好きな角度で止めて、画面に直接描き込める。ぐらぐらしなかった。
イラストレーターや漫画家の先生など、現場の意見を取り入れて作られてる。
10月のロサンゼルスAdobe Maxイベントでの、デモでは、ZBrush(3Dソフト)/Photoshop使用の制作風景も紹介。
ストレスなく、スムーズにZBrushも動いてた。
聖☆おにいさんの中村光先生は、Coral Painter(ペイントソフト)をこの試作タブで使用して、表紙も描いたそうだ。
フォトグラファーのデモでは、キャリブレーション(モニターでの色確認)がきちんと確認できることの説明、
クラウド(Dropbox)を使用しての、現場での制作の流れなど、Photoshopを使用しての実例が見れた。
まさにモンスター。最強タブレットです。
いったい価格はいくらになるんだろう。
講師のお話が終わり、タブレットもってみたら、ちょっと重かった。
ペン先がつるつる。ちょっと気になった。
イラストレーター、漫画家、2D/3D映像制作者、放送・映画制作会社など、プロ向けタブレットPC。
家に帰って、思い返してみると、やっぱり、すごいなぁーーと。
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