豊田章男社長と脇阪監督トークショーを見てきた!~モータースポーツジャパン2016~#ベストカーアンバサダー

クルマ

キタ==!豊田章男社長が見れた!

モータースポーツジャパン2016の初日。
TOYOTA GAZOO RACINGブース。
SUPER GT体験搭乗が終わって、その横のステージではトークショーがもうすぐ始まるみたいだ。
(誰のトークショーなんだろう?)
ステージ前をうろうろしていると…

豊田章男社長が来たぞ~~~!

トヨタブースで写真を撮っていると、トヨタの社長が現れた。
(夢ではないか…)
どうもサプライズのようで、予告なしの様子。
(今だ。これはチャンス!)
握手をしていただき、記念撮影させてもらった。
(なんてラッキーなんだろう。MOTOR SPORT JAPANに来てよかった!)
(生で章男社長見れた~)
感激でにやつく私。

『モリゾウ選手VS脇阪寿一』豪華トークショーが始まった

モータースポーツMCの今井優杏(いまい ゆうき)さんがステージに上がり、イベント開始。

MC今井さん「只今からTOYOTA GAZOO RACING(トヨタガズーレーシング)トークショーを始めていきたいと思います・・・」
モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016豊田章男社長TOYOTAGAZOORACING今井優杏MC

まずは脇阪監督が呼び込みされる。

OTORAPORTJAPAN2016脇阪監督TOYOTAGAZOORACING

(これはやっぱり豊田章男社長の登場か?)
MC今井さん「続いて、モリゾウ選手(豊田章男社長)!」
(「ウォ~~~」会場がどよめく)
(やっぱり!社長だ)
モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016豊田章男社長TOYOTAGAZOORACING

モリゾウ選手「今までドライバーとしていろんな監督を見てきたでしょ。ドライバーの時はどういう監督をやりたかったのか。今、監督になってみて、ドライバーから監督を見てたのと、監督になってからと、何か違う景色が見えたのか。そこを聞いてみたいなと」

脇阪監督「僕は恵まれてましたね。ドライバーの時は監督であれ、チームオーナーであれ、あなたはどうしたいですか?チームをどういう色にしたいですか。それをやって下さい。それに対して成績は出しなさいと言われることが多かった。」
「チーム・ルマンに来て心がけていることは、大嶋和也、アンドレ・カルダレッリ、メカニック、エンジニアのみんながどう働きやすい環境をつくるのか。一番最初に言ったのは、例えば、タイヤ交換でピットに入ってきて、一人のメカニックがミスをした。彼のミスをみんなのミスと思えるような空気を作ろうね。最初に乗ったドライバーがコースで、あと2秒削って帰ってきたら、2歩だけメカニックに余裕を与えていたら、ミスをしなかったんではないか。そんなふうに考えるような環境を作りましょうね。そういうことを言ってます。・・・」

「ドライバーがコースであと2秒削って戻れたら...」

「ドライバーがコースであと2秒削って戻れたら…」

モリゾウ選手「ドイツのニュルブルクリンクでクルマづくりのために出た時に、違うドライバーを集めたりしたでしょ。クルマを傷めつけるために。」

脇阪監督「クルマに優しいドライバー。ブレーキを突っ込むドライバー。いろんなドライバーを集められましたよね。」

モリゾウ選手「今回、チーム・ルマンは勝つためのチーム。そうした場合に、和也、アンドレはどういう感じなの?二人はキャタクターが同じなのか違うのか。」

脇阪監督「僕は一番いい時代をトムズで過ごさせて頂きましたので、僕にはアンドレ・ロッテラーという心強い相棒がいた。僕の理想像としては、アンドレをどれだけ気持ちよく走らせられるか。それを僕と大嶋選手でやる。アンドレ・カルダレッリ選手をスタートさせて、大嶋和也選手できちんと締める。」

モリゾウ選手「ほ~、(脇阪監督も)オトナになったもんだね~(笑)」

「ほ~、オトナになったもんだね~」

「ほ~、オトナになったもんだね~」

『道が人を鍛え、クルマを鍛える』

MC今井さん「TOYOTA GAZOO RACINGがニュルブルクリンクに参戦して、今年で10年。メモリアルイヤーということで今年は気合が入っていると思いますが」

モリゾウ選手「10年間続けさせていただいたのはいろいろな方の応援があったと思いますし、ぶれない軸として『道が人を鍛え、クルマを鍛える』、マニュファクチャラーとして出ていますから、ニュルブルクリンクのサーキットはスゴイですよね。クルマは傷みます。そこで戦いあげてきたクルマはいろんなカタチでそのクルマのFUN TO DRIVEをお届けしたいなというのがカーメイカーとしてはありますから。10年間続けてこられた、10年経った今、2007年当初は中古車ですから。中古車を販売店さんから買って、それをニュル用に走れるようにして出たのが、86からLFAとかこの後出すクルマをプロのレーサーさんに走ってもらったり。86も出てきた、C-HRも。皆さんの応援で着実にやってきたのだと思います」
モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016豊田章男社長TOYOTAGAZOORACING

MC今井さん「(脇阪)寿一さんもニュルブルクリンクをTOYOTA GAZOO RACINGで走られた経験があると思いますが、何か印象的なことはありますか?」

脇阪監督「LFAが出るひとつ前のレースに呼んでいただいた。成瀬さんに言われたのは『あなたを呼んだのは優勝させるために呼びましたから』と。僕は調子乗りですから、ニュルを攻めてた。それでクルマをぶつけて走行できなくなった。ピットに帰りたくなかった。期待されてきてるのにクルマを壊してしまったから。」
モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016脇阪監督TOYOTAGAZOORACING

「そんな自分に成瀬さんは『身体は大丈夫ですか』。その後、怒られるのかと思ったが、成瀬さんは『すいませんでした。あなたがスピンする位のクルマなんです。これでまたクルマが良くなります。壊れたクルマを修理するのにメカニックが育ちます』」

「その後、ボス(豊田章男社長)が来られて、『ありがとう。これでクルマ、人が強くなる』と言ってくれた」

「これでTOYOTA GAZOO RACINGのニュルブルクリンクに対する取り組みが見えた気がしたんです」

モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016脇阪監督TOYOTAGAZOORACING

「結局、そのレースでLFA発売前に優勝することができた。ゴールも本来は僕のあともう一人替わる予定だったのですが、成瀬さんが『今のニュルのコースは寿一が一番知っているから、おまえが行け』と言ってくれて、そのまま行かせてもらってゴールできた。それが僕のGAZOO RACINGでの思い出の中ですべてだった気がします。そこでものすごくクルマが好きになりました」

MC今井さん「ニュルを作り上げるみんなが心ひとつで頑張ってることが現場に行くとわかります」

モリゾウ選手と記念撮影できた!

トークショー前に撮っていただいた写真がこれ。
モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016豊田章男社長TOYOTAGAZOORACING

(これはきっと、日頃、お台場MEGA WEBの宣伝を非公認で勝手にしてきたご褒美だ)
とこれまた勝手に思い込んでた。

まるで小さい子供がアメをもらうように、
社長からこのシールをいただいた。
名刺入れの中にしまった。
(いい仕事ができそう)
特別なシールのようだ。
モータースポーツジャパンMOTORAPORTJAPAN2016豊田章男社長TOYOTAGAZOORACING

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