VOLKSWAGENのファン感謝祭なのだ!
5月22日(日)10時。
場所はお台場。
ここはりんかい線東京テレポート駅を地上に出た風景。
今日はクルマの雑誌『ベストカー』のシークレットイベントで、
VOLKSWAGEN DAY 2016に向かう。
いつもは正面まっすぐMEGA WEBに行くのだが、
今日はここを右に曲がる。
右の建物がダイバーシティ。
あじさいが綺麗だ。
ガンダムの横を通って、
会場へ急ぐ。
朝からもう外国人観光客がちらほらしてる。
会場はファンでいっぱい
入り口もすぐわかり迷わなかった。
ゲートでVOLKSWAGENのリストバンドをもらう。
メインステージではMCの方がしゃべってる。
楽しそうだ。
私はこういうイベントが大好き。
胸が高鳴る。
会場に入ってすぐに試乗体験の手続きをする。
試乗の詳細はわからないけど並ばないといけないから。
必要書類に記入して運転免許証をみせると、
青い紙のテープをもらえる。
それを手首につけておく。
メインステージではこんなイベントが行われる。
ELT持田香織さんトークショー
11時からはEvery Little Thingの持田香織さんが登場。
MCはJ-WAVEでナビゲーターをしているピストン西沢さん。
二人がしっかり握手して始まった。
ピストン西沢さん「ライブで歌ったり走り回ったりするので、水泳やランニングを始めたのですか?」
持田香織さん「そうですね。体力をつけないといけないと思って」
ピストン西沢さん「こうやって話しているときの持田香織と、ライブのときの持田香織とはまったく違う。豹変してしまうのは有名ですよね」
持田香織さん「お祭り騒ぎになってほしいなと思ってやり始めました。なんか盛り上げなくてはって感じでやってました。普段はやっぱり出てこないですね」
ピストン西沢さん「フォルクスワーゲン持ってるんですよね?いつ頃買ったんですか?」
持田香織さん「20歳で免許を取ったとき、その頃「TIME GOES BY」を歌ってました」
ピストン西沢さん「まだ乗ってるんですよね。買いなさいよ」
持田香織さん「(今でも)カワイイんでね。」
ピストン西沢さん「日常で乗ってるんですか?」
持田香織さん「お休みのときが多い。仕事のときはクルマで行かないです」
ピストン西沢さん「(クルマに)愛着がある?」
持田香織さん「最新のクルマに乗ると魅力的なんですが。古いのは古いので(魅力があります)」
話題がギターの伊藤一朗さんの話へ。
ピストン西沢さん「一朗さんは内気ですか?」
持田香織さん「しっかりしています。先輩なのにこんなこといったら悪いですけど」
ピストン西沢さん「最初、紹介されたときはどんな感じだったですか?」
持田香織さん「あんまりしゃべらなかった。色白で全然、日に当たってないんだろうなって。スーツがサイズが合ってなかった、大きいようで(笑)」
ピストン西沢さん「こんなに長く続くと思いました?」
持田香織さん「思わないですね。それは一朗さんもよく言ってますけど。3年くらいまでしか想像できてなかったです。(最初)3年頑張ろうって」
ピストン西沢さん「そうやって始まったけど、今年で20年ですね」
ピストン西沢さん「クルマでひとりでボーとしに出かけるとかありますか?」
持田香織さん「ものすごく遠くに出かけるのはないですけど、目的なく走るのは好きです」
ピストン西沢さん「クルマのなかでは音楽はなにを聴きますか?」
持田香織さん「ラジオとか。J-WAVEのピストンさんの番組とか聴きますよ。クルマの中で音楽を聴くと、自分だけの空間になるのですごく好きです」
EVERY LITTLE THING 20th Anniversary LIVE
“THE PREMIUM NIGHT”
8月5日(金)、7日(日) 国立代々木競技場第二体育館
ピストン西沢さん「ライブでは古くて最近歌ってないような曲もやるんですか?」
持田香織さん「それも考えています」
ピストン西沢さん「これから夏に向けて運動シーズンですが、今、何Kmくらい走れますか?」
持田香織さん「普段だと5Km?くらいかな。ゆったりのんびりなペースで」
ピストン西沢さん「歌以外になにか目指しているんですか?」
持田香織さん「いえいえ(笑)。歌うのに楽なので」
ピストン西沢さん「心肺機能を上げるため?」
持田香織さん「そうですね。上げたほうがいいので」
ピストン西沢さん「握力は全然ないんですよね」
持田香織さん「9とか10とか(笑)」
ピストン西沢さん「そんな握力がない持田さんにも軽くてやさしいのがフォルクスワーゲンのハンドル」
持田香織さん「そう(笑)。e-up!にも乗らせてもらいましたよ。ステッチが入ってて可愛い。デザインもすごくオシャレ」
ピストン西沢さん「クルマをどこでも持っていってあげるなら、どこを走りたいですか?海とか?」
持田香織さん「私、高速を走るのが好きなんです。京橋あたりの(笑)」
ピストン西沢さん「走り屋?」
持田香織さん「タイヤと道路のフィット具合が好きですね。ヒュ~ンっていう」
イベントの最後、持田香織さんはファンの皆さんへのコメントを求められた。
持田香織さん「伊藤一朗さんと一緒に来れたので、仲良く末永くゆっくりやっていけたらいいなと」
GOLF Rでスポーツ走行同乗体験が面白い!
これはいわば“GOLF R(スポーツタイプ)の追いかけっこ”。
「パワースライドエクスペリエンス」(逃げる側)と「パワースライドチェイサー」(追う側)。
GT300、86レース、TVCMカースタント、ドリフト(クルマをすべらせる競技)などのプロドライバーが運転するクルマに同乗するのだ。
なぜだか分からないが、先に走るエクスペリエンスが抽選、後を追うチェイサーは順に案内されていた。
(どうしてなんだろう?)
私は13時ごろ、あまり列が長くなかったのでチェイサーに並ぶ。
まるで氷の上を滑るようなのだ!
アスファルトには見えない。
タイヤを冷やすためだろうか、
走行後には水の入った道を通ってた。
試乗コースにはタイヤの破片が落ちてるのを見つけた。
当日の映像です。
GOLF R「パワースライドエクスペリエンス」と「パワースライドチェイサー」映像
ランチも迷ってしまう
会場にはレトロなワーゲンを日頃ケータリングで使用しているレストランが集結。
私はキーマカレーを食べた。
埼玉からワーゲンで走ってきたみたい。
美味しかった!
本格的なので驚いた。
テリー伊藤さんトークショー
14時になった。テリー伊藤さんが登場する。
イベントは今、話題の都知事問題から話が始まる。
テリー伊藤さん「いくら頭が良くても政治家に向いている人と向いていない人がいる」
ピストン西沢さん「個人主義の人と集団を大事にする人」
テリー伊藤さん「そうそう。例えばリトルリーグの監督っているでしょ。自分でワンボックスカーをもって、朝練なんかしてさぁ。子供の笑顔がいいよな、みたいな気持ちが持てる人。東京の大きな街づくりをどうしたらいいか」
「お台場はなにがいいか知っています?看板が少ない。そこが新しい街だって、気づくことができるかどうか。こういうことを感じ取れるかどうかが大事なんです」
白熱するテリーさんのしゃべりが止まらない。
ピストン西沢さん「テリーさんは政治家には向いていないんですか?」
テリー伊藤さん「僕は遊びが好きなんですよ。クルマに乗ってるのが大好き。」
「鎌倉の家には今は2台あります。バギー(当日展示されてた)、ビートル」
「前はゴルフカーみたいなスイング、キューベルワーゲン(レプリカ)も。FLAT4のエンジンのクルマは今までに4台乗ってる。その後もゴルフも乗ったし」
テリー伊藤さん「今日も会場で見てて気になったのがあって。新型POLO GTIはいいですねぇ~。」
ピストン西沢さん「テリーさんは今、クルマは何台くらい持っているんですか?」
テリー伊藤さん「今はそんなにないです。6台くらい」
ピストン西沢さん「勝った、8台です」
テリー伊藤さん「別にこれ、自慢する問題じゃない」
(会場は大爆笑)
テリー伊藤さん「クルマを多く持っているのはちょっと不健康なんです」
「2,3台ですね。まぁ2台くらいはちょっと言うと欲しいですよね」
ピストン西沢さん「細かくいうと分かれていくじゃないですか。鎌倉用、東京用とか」
テリー伊藤さん「クルマに思い出をつくるというのも大事なんです。いろんなクルマに乗ると思い出が分散してしまう。洋服も同じ。この洋服で恋もしたし、失恋もしたっていうのがなんかフランス人ぽいんです」
「ベストセラー本『フランス人は10着しか服を持たない』がありますが、クルマも取っ替え引っ替えもいいけど、長く乗ってるといいじゃないですか。そういうところがすごく大事なんです」
テリー伊藤さん「フォルクスワーゲンが好きで、昔、世田谷の作業工場に行って作業着をもらいましたよ。後ろにフォルクスワーゲンって書いてあるんですよ。かっこいいじゃないですか」
「(鎌倉は海が近いので)錆びますよ。塩害があるので。それまた楽しいと。ワーゲンのクルマは錆びてもカッコイイから」
ピストン西沢さん「使い込んでる感じがする、よそ行きじゃないんですね」
テリー伊藤さん「そうそう、ジーンズと同じ。フォルクスワーゲンはなにがスゴイかというと、古くなれば古くなるほど味がある。これは国産車にはない独特なものですね。古いクルマに見えても、モノの価値観が変わってきて長く乗ってるほどカッコいいライフスタイルみたいな」
「いろんなクルマがあるけどフォルクスワーゲンが一番、“この人は自分の好きなクルマを大切に乗ってるんだな”っていう気がするから」
ピストン西沢さん「テリーさん、クルマの番組って今ありませんよね」
テリー伊藤さん「そう、残念ですよね、やりたいですね。流れが変わってきて、クルマ購入を決定するのは女性が多くなってますね。クルマ番組もこのクルマに乗ってる奥様はどんな生活をしているんだろうとか」
ピストン西沢さん「クルマをメインに紹介するんじゃなくて、ライフスタイルとか乗っている人を探るみたいな」
テリー伊藤さん「車プラス背景が今後のクルマ番組としてカタチになっていくと思う」
ピストン西沢さん「テリーさん、鎌倉でEMPIバギー乗って漁船乗ってるみたいな。おじいさんみたいじゃないですか」
テリー伊藤さん「そうなんです、おじいさんみたいになってしまったんですよ(笑)。でも、それはそれで楽しいですよ」
テリー伊藤さん「上原謙さん加山雄三さんが経営してた茅ヶ崎のホテル・パシフィックに、新婚旅行で一泊した。そのときもワーゲン(白のビートル)でしたよ。それが懐かしくてそのクルマと同じ時代のワーゲンに乗ってます」
ピストン西沢さん「エアコンも無いですよね?」
テリー伊藤さん「ありましたよ、クーラー。純正でしたよ。1972,3年のクルマ。音楽も入ってたしね」
ベストカー本郷編集長も登場!
ピストン西沢さん「ベストカーってどんな雑誌ですか?」
テリー伊藤さん「ココロの支えですね。2週間疲れたカラダを砂漠のオアシスのようにコンビニ行ってねベストカーを見ますよ」
「ベストカーにだけは就職したくないんですよ。2週間でこれだけの労力をつかってあの安い値段で売ってるってのは大変なことだと思う」
ピストン西沢さん「ここでベストカーの本郷編集長を呼んでいいですか、本郷編集長!」
ベストカーの本郷編集長がサプライズで登場する。
本郷編集長「なんですか、あと1分しかしゃべれないじゃないですか。29分待ってましたよ」
このあと、ベストカーのテリーさん連載コーナーの撮影が行われた。
ベストカーの撮影を見れた!
ベストカーの連載コーナー『テリー伊藤のお笑い自動車研究所』の撮影が試乗コースを使って行われた。
クルマはThe Beetle Dune、GOLF GTI Clubsport、テリーさん愛車バギーの3台。
まずはBeetle Dune。
テリーさんが運転して、助手席には本郷編集長。
試乗コースを大きく回る。
楽しそうだ。
次はGolf GTI Clubsport。
キビキビ曲がれるので試してみてとピストン西沢さんがマイクで言ってた。
これは運転してて面白そうなクルマに見えた。
(乗ってみたいなぁ)
最後はテリーさんのバギー。
助手席にピストン西沢さんが乗る。
エンジン音に迫力がある。
やはりテリーさんはこのバギーを運転している時が一番うれしそうだった。
子供のような顔をしてた。
『テリー伊藤のお笑い自動車研究所』の決めポーズの撮影。
『ベストカー』オフィシャルWEBサイトはこちら。
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Passat Variantに乗ってみた!
最後に試乗コーナーに急ぐ。
希望の車種の列に並ぶのだ。
午前中はPolo GTIのマニュアルに並んだが1時間待ちで断念した。
今度はPassat Variantに並ぶ。
イベント終了時間18時までに乗れるか心配だった。
結局、私が2日目の一番最後の試乗者だった。
試乗の待機エリアからの風景。
ここから試乗車に乗り込むのだ。
赤いパイロンが並んでるのが見えますか?
あっちが試乗コース。
どこを走るのかよくわからない。
(大丈夫かな)
これがPassat Variant。
「カッコイイな」つい口から言葉がもれた。
後ろ。
ドイツ車初体験だ。
そう私は国産車しか運転したことがない。
ドキドキわくわくして運転席に乗り込んだ。
Passat Variant試乗で感じたこと
良かった点。
1.ハンドルが軽い。ハンドルを切るときゅっと曲がる。狭いスペースでも車体の向きを変えやすい。これは普段乗っているトヨタとはまるで違う。ステアリングを回すのが楽しくなる。
2.アクセルでの加速が気持ちいい。走りを楽しめるクルマ。
3.ブレーキの効き具合の感じがよい。
悪かった点。
1.アクセルペダルが踏みにくい。ドライビングシューズでなくて、幅広ジョギングシューズを履いていたせいか、アクセルペダルのスペースが狭かった。
2.サイドブレーキの操作がしづらい。
3.オートマだったので左足を置くポジションが高い。左足が窮屈な気がした。
初めて外車に乗った。
同じクルマなのに、国産車とは全然ちがう。
感覚的なところで運転していて面白い。
Passat Variantはスポーツタイプのクルマではないのに。
意外だった。
ハンドルを切る、アクセルを踏み込む、ブレーキを踏む。
それぞれの感覚がまるっきりいつも乗っているトヨタとは違った。
クルマを操る楽しさを味わえるのだ。
すごく感覚的なところで。
これは乗ってもらうしか説明のしようがない。
美味しいものも食べないとわからないのと同じ。
昨年ベストカーのイベントで、NISSAN GT-R生みの親、水野和敏さんの話を聞いた。
水野さんが日本車とドイツ車との違いを説明してくれた。
Passat Variantに試乗して、ほんの少しわかった気がした。
ドイツ車はいいなぁって、ワーゲンのイベントの最後に感じた。
記念撮影した。