国立劇場50周年
9月18日(日)午後6時。
ソニービルからの帰り道、
有楽町駅前、マルイの前で国立劇場のPRイベントに遭遇する。
国立劇場もソニービル同様、今年で50周年。
(なにが観れるんだろう?)
スタッフの方に聞いてみた。
西川流の日本舞踊『連獅子』だそう。
ステージの真ん前に座れた。
笑いと緊張の空気が流れる
午後6時30分になった。
イベントが始まった。
大神楽曲芸は普段は寄席で見られるそうだ。
にこやかなMCで説明してくれる。
たのしい雰囲気が流れるが、
芸がはじまると有楽町が静まりかえる。
ピンと張り詰めた空気。
この曲芸の凄さはだれもがよく知るモノをつかっていることだろう。
すんなりと見せられるが、よく考えると超絶なのだ。
当日の様子です。凄技連発ですよ。
太神楽曲芸~国立劇場開場50周年PRイベント
いにしえの空気と現代がまじりあう
いよいよお待ちかね『連獅子』だ。
始まると奏者のみなさんがはいってくるではないか。
PAの方がいたのでカラオケで音は流すのかと思ってました。
(すみません)
(生で演奏を聴けるのか)
シーンと静まり返る。

地方(じかた)の皆さん。
演奏が始まると、
三味線の音が鋭い。
速い。
スリリングだ。
笛が甲高くて胸を突き抜ける。
演奏の後ろを新幹線が通り過ぎる。
現代の環境音のなかで鳴り響く笛、掛け声と太鼓、鼓の乾いた音が鳴る。
獅子の髪がこちらまでやってきそう
連獅子は生まれてはじめて見た。
それも間近で。
髪を大きく振るのが圧巻だった。

髪がこちらまで届きそうで迫力満点。
親獅子(白)と子獅子(赤)の舞。
釘付けになった。
立方(たちかた、舞の人のこと)のうしろの
地方(じかた)の皆さんの演奏もすばらしかった。
当日の映像です。
日本舞踊『連獅子』~国立劇場開場50周年PRイベント
きっと昔は立派な劇場なんてなかったから、
こんなふうに街なかで公演したんだろう。
イベントの最終回を見れた。
雨もなんとかひどくにならずよかった。
貴重な公演を観れてラッキーだった。
出演:
太神楽「鏡味仙三郎社中(鏡味仙三郎・鏡味仙志郎・鏡味仙成)」
舞 踊「連獅子(西川扇重郎・西川大樹)」
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国立劇場WEBサイト
国立劇場50周年サイト
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