せんがわが面白い!
JAZZ ART せんがわ。
はじめて来た。
チェロ奏者 坂本弘道さんを見るためだ。
今年でこのJAZZ ART せんがわ は10周年だそう。
出演者のCDもたくさん置いてある。
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坂本弘道ディレクション
中村達也+PIKA+坂本弘道 with ながめくらしつ
13:30~15:00
せんがわ劇場
出演:
中村達也(Ds)、PIKA(Ds)、坂本弘道(Cello)、ながめくらしつ(ジャグリング&音楽集団)
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ながめくらしつのジャグリングからスタート。
不思議な時間が流れ始め…
中村さんと坂本さんの掛け合い。
ド迫力のドラミングと爆音チェロの戦いだ。
坂本さんのチェロが叫ぶ。
マイクで拾われた音にエフェクトがかかる。
チェロの音って、こんなのだったっけ?
ギターのように膝に置いて、チェロをかき鳴らしたり。
チェロの音がシンセ、ギター、ベースにどんどん姿が変わっていく。
コクーン歌舞伎、シスカンパニーなど舞台音楽も手掛けている理由がわかる。
場の空気をつくるのがうまいのだ。
わたしは坂本さんと知り合って、東京に出てきて以来、30年ほどになる。
彼は昔から舞踏にも興味があった。
今回のようなライブを見ると、ずっと追い続けているものがあることがわかる。
今日もキラキラしてた。
30年前に見た彼の姿が、今日そのままステージにあった。
坂本さんは最初からアーティスト、表現者だった。
私はアーティストは生まれながらのものだと、彼に会って思った。
技術を磨いて努力してなるものではない。
アーティストは、最初からアーティストなのだ。
生まれながらに、
技術を越えて、人を魅了するチカラがあるひとがいる。
人に影響を与えるひとがいる。
大学時代の私にとって、坂本さんは憧れだった。
自分もあんなアーティストになりたいって、心のどこかで思ってた。
今でもやっぱり同じだ。
坂本さんはカッコよかった。
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