海外旅行検索サイト【スカイスキャナー】
9月27日(火)19時、東京丸の内。
今日は海外旅行検索サイトの会社、スカイスキャナーのイベントにやってきた。
先週まで涼しくて秋らしくなったと思ったのに、きょうは蒸し暑い。
雨が降りそうな曇り空だ。
それでも東京駅前、丸の内界隈のビル群の明かりはひと際きれいだ。
立ち止まって携帯で写真を撮影するひとをたくさん見かける。
自分も観光にきたようでちょっと楽しい気持ちになる。
わたしはスカイスキャナーは知らなかった。
ここ何年も海外旅行に行っていない。
以前はエアリンクという旅行代理店によく格安ツアーを探してもらっていた。
プライベートも仕事もその代理店に頼んでいた。
長くおつきあいしていると担当の方は異動になってかわっていくがずっとエアリンク。
親身になって手配してくれていた。
新宿までチケットをとりにいくのが楽しみだった。
ネット検索が拡がりだして、
国内はANAサイトで航空券予約、楽天トラベルでホテルの予約をとっていた。
出張で札幌、福岡、名古屋に行くと現地のホテルを見て、そのロビーで携帯でネット予約をしたこともあった。
ネットはたしかに便利だけど、知らないサイトはやはり不安だ。
今回のスカイスキャナーのイベントではそんな不安やネット検索の賢い使い方を知りたいと思っていた。
スコットランド生まれの検索サイト
イベントが始まった。
スカイスキャナーの上野さんから検索サイトの説明がされる。
スカイスキャナーは・・・
2003年スコットランドで創立。
30言語、70通貨に対応。
アプリのダウンロード数は4,000万回。
世界に10拠点、パートナー数は1,200社を超える。
50%以上がリピートユーザー。
本社エジンバラ(スコットランド)のほか、ロンドン、マイアミ、バルセロナ、北京、シンガポール、ソフィア(ブルガリア)などに10拠点。
ダウンロードが4,000万回というので信頼してしまう。
スカイスキャナー創業者はガレス・ウィリアムズ。
10代にパソコンに興味をもつ。
フランスに住む兄弟に会うため旅行の料金比較をしていた。
あまりに大変なのでらくに一括検索したいと思うようになった。
それで自分で検索サイトを制作。
2003年にスカイスキャナーの会社をつくった。
スカイスキャナーはメタサーチと呼ばれる航空券ホテルレンタカーの一括検索サイトの会社なのだ。
スカイスキャナーのいいところは・・・
一括検索できるので時間短縮できる。
世界中のパートナー会社いろいろな航空会社、旅行会社と提携しているので価格を一括検索できる。
一切情報操作されていない。
(在庫をかかえていないのでなにかを押し付けて売りたいとかプロモーションの必要がない)
スカイスキャナーの便利な使い方
ユーザー代表の倉田さんから便利なスカイスキャナーの使い方の説明がされていく。
倉田さんはスカイスキャナーを知ったのは4年前。
髪を切ってもらっていた美容師の方からおしえてもらった。
空想の旅でも実際の旅でもつかっている。
倉田さんの場合、
いまこんなところに行きたいと思っている。
ロンドンで現地に住んでいる友達とバレエを観たい。
イタリアの遺跡を観たい。
香港でおいしい飲茶を食べたい。
行きたいところがたくさんあるとき、
複数の場所を一度に検索する。
出発地には東京(指定なし)で入力する。
東京(指定なし)にすると、羽田と成田両方の情報が出て来るのだ。
都市も複数いれる。
ロンドン、ミラノ、香港とか。
日程を入力して検索すると、その時点での最安チケット情報が表示される。
いつもスカイスキャナーを実際につかっているひとのスマートな使い方はとても参考になる。
なにより説明をしているときの熱量がちがう。
こちらまで引き込まれてしまう。
(あ~、海外旅行したーい)
ミステリーハンター白石みきさん登場!
つづいては人気番組TBS『世界ふしぎ発見!』ミステリーハンター白石みきさんのトークショーだ。
生ミステリーハンターだ。
いままでに訪れた国は30カ国以上。
聞き手はスカイスキャナーの石井さん。
石井さん
「白石さんはスカイスキャナーをご存知でしたか?」
白石さん
「知ってはいましたがつかったことはありませんでした」
「今までは旅をするときはいろんなWEBサイトを検索していました。このスカイスキャナーがあれば便利なので時間とお金の節約になっていいなぁと」
「お休みの期間がある程度決まっているので、“すべての検索”をすると旅のコンシェルジュの感覚で『ここどうですか?』と聞いてくれる。これからいろいろと活用していきたいなと思っています」
石井さん
「“すべての検索”はスカイスキャナーいち押しのサービスなんです。なんか旅に出たいなぁと思うときに、その時期一番お得に行ける場所をスカイスキャナーがご提案するという便利な機能です」
白石さん
「安い時期とかアラームでおしえてくれたり。あれとかいいなぁって」
石井さん
「ミステリーハンターって、大変な人気職だなぁって思うんですが。白石さんがミステリーハンターになったきっかけは?」
白石さん
「母がモデルだったので3歳からモデルをしていました。20歳のとき、TBS情報番組『王様のブランチ』のオーディションを受けてTVに出るようになりました」
「その番組でレポートをするようになり、自分のことばで伝えることの楽しさを知ってしまいました(笑)」
「『王様のブランチ』を5年半続けて、そのあともっと自分のことばでつたえるレポートのお仕事を拡げて行きたいと思い、『世界ふしぎ発見!』のオーディションを受けました」
石井さん
「『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターをされててたくさんの国をまわっていると思いますが、ココはよかった、思い出に残ったというのはどこの国でどんなところですか?」
白石さん
「アルゼンチンのパタゴニア。そこでガウチョ、アメリカでいうカウボーイのようなひとたち、を取材させていただいた。野生の馬を自分で調教して手懐けて、最後、王子さまのようなガウチョが『どうだ、おれの仕事は?』と白い馬に乗りながら駆けてきたときはキュンとしました(笑)」
「それから自分でも馬に乗りたいと思うようになり乗馬を始めました。いま3年になるんですが」
「ガウチョは現地で一般のかたでも見学で観ることができますのでそれもおすすめです」
「女性で人気なのはアルゼンチンのマーブルカテドラル。湖にある洞窟。大理石でできていてマーブル模様がすごく美しい。風などの侵食で複雑なかたちをしていてまるで教会みたいになっています。湖のブルーがその大理石に反射してとてもきれいだったんです。そこもおすすめです」
石井さん
「逆にすごく苦労されたところは?」
白石さん
「カザフスタンの白亜の大地。太古の海が地殻変動で出てきた一枚岩がとても変わったかたちをしている真っ白い大地があるんです。そこが世界遺産。トイレもシャワーもなにもない」
「いきなりスタッフからテントを渡されて、ちゃんとやれよって言われて。一人用のテントをはじめて立てて。みんなで料理をつくって」
「真っ白な大地しかない。夜もライトもまったくないので星空がきれいでした。その場所もいまはツアーで行けるようになっていますので興味のある方は行ってみてください」
石井さん
「旅行のもうひとつの醍醐味というと各地でおいしい料理を食べることだと思いますが、おすすめはどんなものがありますか?」
白石さん
「一番驚いた食べ物でいうと、ニュージランド南島の最南端ブラフで食べたマトンバード。海鳥を一年間塩漬けにしたもの。鳥だけど魚屋さんで売っている。香りはひつじの匂いがする。食べるとあじの干物のような。お酒好きの方にはおすすめですね。ブラフにはブラフオイスターという牡蠣もあるので。マトンバードと牡蠣がおいしいので味わってみてください」
石井さん
「旅の荷造りとか持っていくマストアイテムのお話を、旅の上級者の白石さんから聞きたいんですが」
白石さん
「ミステリーハンターはマネージャーさんもヘアメイクさんもスタイリストさんもついて行けない。ヘアメイク道具も衣装も全部自分で持っていかなくてはならないんです。23キロまで」
「いつも最低限のモノ。水着は持っていきます。すぐ乾くし」
「旅は2週間くらい行きますが現地に着いてすぐレポートをすることも。ホテルも寝るだけなので荷物を広げている暇がないので、できるだけポーチにいろいろ分けてすぐ出せるように。どこになにがあるかわかりやすくしている」
「VTRは20分だけなんですけど、現地での取材は2週間しっかり撮って。ロケハンもいっしょにまわります。現地でのスケジュールも前日にわかることが多くて」
石井さん
「必ず持っていくものは?」
白石さん
「水着。クリーニングとかないので洗剤と洗濯バサミ。スリッパが海外のホテルにはないのでビーチサンダル」
石井さん
「最初の取材は大変だったそうですが」
白石さん
「いまでは入国するのが難しいシリアのパルミラ遺跡」
(写真が会場に映される)
「これが7年前の第一回目。気温が50℃。暑さとはじめての緊張もあって、熱中症でロケ3日目で倒れたんです。点滴を受けてレポートをしていました」
「そこから体力をつけなくてはと思い、ランニングを始めたり乗馬を始めたり。いまでは誰よりも倒れないミステリーハンターになれたので(笑)」
「これからもいろいろなことに挑戦していきたいです」
石井さん
「白石さんが個人的におすすめする旅行地は?」
白石
「ギリシャのコルフ島。海がきれいで、ここにはヨーロッパ最大級のアジア美術館があります。写楽の浮世絵の肉筆画があったり、日本のコレクションが1万点以上あります」
「ヨーロッパのかたは避暑地なので豪華客船でくるようなところ。ぜひ日本人のみなさんにも行っていただきたいです」
自分にあった旅のしかた
スカイスキャナーをつかうのもひとつ。
たくさんの検索サイトをつかって、一番自分にあった検索サイトを探したほうがいい。
あなたらしい旅のかたちは、準備するところからはじまっているのだから。
今回、空想の旅検索というのを何度も聞いた。
そうだ、すぐに行けなくても検索してみればいいんだ。
わたしが今一番行きたい街はニューヨーク。
あなたはどこの国に行きたいですか?
スカイスキャナーのアプリで探してみて。
もしかしたらあなたが想像もしなかった国を検索でおしえてくれるかも。
スカイスキャナーは面白いですよ。